暁の空
今日は又、雲一つない晴れ渡った空になりました。
今日もやはり、窓越しに見る遠くの景色は、
絹のヴェールに覆われているように、微かに霞んでいます。
今のこの時間は、(16時半頃)朝の空とはガラッと変わり、
東の空も夕日の反射を受けて、仄かにオレンジっぽく又、
薔薇色に染まっていて、味わい深い雰囲気をかもし出しています。
今日も、さぞかし夕焼けが美しいのでは・・
と、気もそぞろです。
この所、毎日のように春を感じていますが、
ハーブでは、ラベンダー、ローズマリー(鉢)が、
今の冬の季節も休むことなく、
小さな水色の花を咲かせてくれています。
ハーブの花はどれも可憐で、繊細で愛らしく素敵です。
ともすれば、華奢で消え入りそうで・・。
華奢と言えば、“すみれのような アン” を
どうしても連想してしまうのですが、
そのすみれよりも一回り以上、
小さくしたのが、このローズマリーの花です。
このローズマリー、もう少し暖かくなって、
本当の春が来ましたら、紅茶の缶に植え替えてみよう・・
~なんて、思っている私です。
こんな時、捨てないで良かったなんて思うのですが・・。
そう言えば、一時、味より缶の絵柄で、
紅茶を選んだこともありましたっけ。
「あたし、暗い中で花の匂いを嗅ぐのが好きよ。
そうすると花の魂に触れられますもの・・・・」
このアンの感性には、つくづく感心させられます。
一方、こちらは、もう春の花、デージーです。
この花、ヨーロッパでは普通に草花として、
たんぽぽのように・・道端に咲いている花ですね。
日本では、“ふらんす菊”、イタリアでは
“マルガリータ” と 呼ぶそうです。
“ふらんす菊” も “マルガリータ” も、
その呼び名にお国柄が出ていて、
私はこの名前、大好きです。