【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

東洋の薔薇

2007-01-08 16:05:37 | 香る庭の花綴り
   外はどんより重い空。
  今日は、凍てつく寒さ・・

   という表現がピッタリのそんな朝でした。
  こんな日は、ベッドから抜け出すのも億劫ですね。

   それでも昨夜は、冷えましたので、
  ひょっとすると今朝は一面の銀世界? 

   ~なんて、期待もしたのですが・・・。
  カーテンを開ける、一瞬のワクワク感です。





    






   朝は、どうなるかと思った重い空も、
  お昼前には、いつもの青空に。
  そんな天気に誘われ庭に出て見ますと・・。

   先日の 「しまった!」 の薔薇、
  昨日の寒さにもめげず、
  やっとここまで綻んでいました。

   でもその薔薇に負けていないのが、
  この白い山茶花です。
  まるで薔薇のよう・・・。

   本当は 『東洋の薔薇』 とは、
  深紅の椿だそうですが・・。

   でも、敢えて私は、この白の山茶花にも、
  同様の想いを抱いてしまったのです。

   薔薇のように可憐で、それはハッとする程美しいのに、
  それでいて控えめで、ひっそりと咲いているのです。

   それに、やはり今年は暖冬なんでしょうね。
  軒下のゼラニュームも、いつもの年に増して元気です。

   そうそう、余談ながら椿のこと。
  (因みに椿の原産地は日本) 

   かつて、その花は付け根からポトリと落ちるので、
  首から落ちると、嫌われていた時期もありました。

   今は逆に枯れて見苦しい姿を見せない、
  “潔い花” と、されているようです。
  時代と共に人間の評価も変わって行くのでしょうね。