【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

終わらない夏

2007-09-09 16:48:31 | 香る庭の花綴り
 
 



   相変わらず残暑の厳しい毎日が続いています。
  天気予報では大気の状態が不安定との
  事でしたが今の所、概ね晴れています。

   ただ午前10時の段階で、
  気温こそ30度ありませんでしたが、
  湿度は、70%近くになっており、
  とても蒸し暑く感じたものです。(今は60%)

   



   “ある日、風が炉辺荘の庭を吹き過ぎた。
  初めての秋風だった。
  その夜、夕焼けの薔薇色が、
  いくらかせて見えた。にわかに夏は老い込み、
  季節の変わり目が来た”
                     
                                【「炉辺荘のアン」 第11章】

 



   こちらでは、いつになったら秋風が吹くのでしょう。
  これでは、アンの口癖? の、
  “このまま夏は、終わらないのではないかしら・・?” 
  ~なんて、気持ちにもなろうと言うものです。








 


 



   もう恒例? となりましたね。今日も朝顔の話題です。
  冒頭の白の大輪の朝顔は、
  その後、毎朝花を付け、楽しませてくれています。

   マシュマロのように柔らかく、
  レースのフリルのような、優雅さを感じさせてもくれます。

   そして昨日初めて咲いた、こぼれ種の朝顔も、
  今日は、ちょっぴりその色を変え、
  優しくふんわりと咲いてくれました。
  目を凝らしてよく見ると、花びらに縁取りのある朝顔です。

   こぼれ種にしては大輪の花! 
  余程、生命力があるのですね。

   かと思えば、大切に育てた 【暁の海】 は、もう一つです。
  枯れてはいないのですが、その花は小さくなりました。

   こんな植物にさえ、強いもの、弱いもの、
  美しい花、そうでない花等など・・。
  人生の縮図を見る気がして、感慨深いものがあります。

   一方、鉢植えのペチュニアや、
  その仲間のサフィニアは、猛暑の8月も元気そのもの。

   これらは、春からずっとですから、
  本当に有り難いですね。

   一休みしていた地植えの花達も、
  ここに来て花芽を付け始めています。
  それは、まず香りの良いハーブ達。

   真っ先にセージが青い花を付け、
  ステビアやパイナップル・ミントなどが、
  次々と出番を待っています。
  秋は、もうすぐそこまで来ているのですね。