

日が暮れると、グッと冷え込み、
今朝は、肌寒さを覚えた程でした。
半袖が寒く感じられたのは、
この秋、初めての事です。
昨十八夜の月、『居待月』 は、
厚い雲に覆われて見る事が
出来ませんでしたが、果たして
今日の 『寝待月』 は・・?
それにしても、満ちて行く
月には、こうした異称はないのに、
欠けて行く月に対する人々の想いは
格別だったようですね。折しも季節は、“秋”。
月に季節ばかりか人生まで人々は、
重ね合わせて見ていたのでしょうね。
欠けて行く月の淋しさが人生の悲哀に通じる・・?
因みに寝待月の次の月は、『更待月』(ふけまちづき)。
こちらは、夜も更けて出て来るからだとか・・。



その花びらは小さくなり、葉っぱも黄色に変色。
穴だらけになりながら、それでも未だに、
これだけの花を咲かせてくれています。
同時に、これも典型的な
夏の花である、ハイビスカスや芙蓉も・・。
この二つの花が、同じ仲間である事は、
いつもコメントを寄せて下さっている
青い森からさん のブログで知りました。
でも、この二つの花、見れば見る程似ていますね。
それでも右の芙蓉は、(単なる思い込みだと思うのですが)
どうしてもわび、さびの世界の “和の花”
と、捉えていたものです。
どこまでも華やかなハイビスカスに対し、芙蓉はと・・。
一昔前なら、常に控えめな大和撫子のような花!?
と、言いたい所ですが・・。
ただ、ハイビスカスは、
今日のような真珠色の空には、合いませんね。
やはり何と言っても、夏の太陽と、
どこまでも青い空が一番ピッタリのような気がします。
そうそう、冒頭のお馴染みの蝶達に混じって、
今日は黄色い蝶もヒラ、ヒラ~。
でも、やっと止まったと思って近付くと、
すぐ飛び去ってしまいます。
写真は無理ですね。それに比べると上の蝶達は・・・・・。