【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

琥珀色の土の温もり

2007-09-28 18:36:38 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編




   ひょっとしたら雨・・? 
  と思っていましたけれど、
  今日もこんなすみれ色の
  空で明けました。

   (いつも思うのですが、
  電線は邪魔ですね)

   さて、十五夜の 「中秋の名月」
  から昨日の十七夜の満月、
  立待月まで3日間連続で
  楽しむ事が出来ました。

   中秋の名月は、これまで雨や
  曇りの日が多かった気がするの
  ですが、今年は特別ですね。月と言えば・・・。

 



   “あたし達の 『夢の家』 が見つかった時、
  その家の周りにも
  風が吹き巡ればいいと思っています。・・・・
   あたしは、その家が
  月光に濡れている所が一番好きかしら。
  それとも、暁の光を浴びている所かしら?・・・”

                                      【「アンの幸福」~最初の1年】



   アンは、この言葉からも分るように、
  本当に月光が好きですね。

   私は、どちらかと言うと
  苦手だったのですが、
  この3日間だけは、月光に
  どっぷり濡れていました。

   このお月様、古代から私達に
  夢を与えてくれていたのですものね。
  遅ればせながら・・すっかりファンに。

   それは兎も角、春の花見と同様、
  昔の人々がこぞって待った
  「中秋の名月」 の意味が今頃になって
  やっと分ったような気がします。

   今日は、ちょっぴり夏に戻ってしまったような
  蒸し暑い一日でした。それでも・・
    
   『カフェ 「薔薇の詩(ポエム)」』 
  では、秋模様に衣替え・・・。

   秋と言えば、土物の器ですね。
  素朴な味わいと温もりが、
  器を通して伝わって来るような
  気がするから不思議です。

   今日のカップは、「信楽焼」 です。
  これは、信楽まで出掛けて
  買い求めました。



   ここのいい所は、
  沢山のお店が一堂に会していますので、
  そぞろ歩きしながら一日中、楽しめます。

   そう言えば、ここ何年も行っていません。
  友人を誘って行ってみようかな、
  ~なんて思っています。

   琥珀色の器は、
  一見強い色合い? でしたが・・。

   料理を盛ると、意外や意外・・
  優しい色合いに変化します。

   ざらついた感触さえも
  妙に懐かしかったりするのです。







 



   今日は、立原道造の詩を紹介したいと思います。
  夭逝した詩人である事は、前回記しましたが、
  あまりにも美しい詩です。秋にピッタリの詩を・・・。


                       甘たるく感傷的な歌
                                          立原道造

                  その日は 明るい野の花であった
                  まつむし草 桔梗 ぎぼうしゆ をみなえしと
                  名を呼びながら摘んでいた
                  私たちの大きな腕の輪に

                   また或るときは名を知らない花ばかりの
                  花束を私はおまへにつくつてあげた
                  それが何かのしるしのやうに
                  おまへはそれを胸に抱いた

                  その日はすぎた あの道はこの道と
                  この道はあの道と 告げる人も もう
                  おまへではなくなつた!

                  私の今の悲しみのやうに 叢(くさむら)には
                    一むらの花もつけない草の葉が
                    さびしく 雲って そよいでいる
                                 
                      ~「薊(あざみ)の花のすきな子に」 より