【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

すみれ色の冬の日

2007-12-08 19:45:52 | 四季のスケッチ


   今日は、こんな菫色の空で
  明けました。そう、まるで
  春のように・・。

   春と言えば・・日溜まりに
  いると、本当に暖かく、今が
  冬だなんて、とても思えません。

   でも、今日の気温は、
  平年並みとか。

   今日に限って、特別異常気象と
  いう訳でもなさそうです。

   「今年の秋は、いい秋だったわ・・。」
  アンの口癖のこの言葉を真似て、
  呟いてみました。

   この秋は、美しい紅葉を見る事も
  出来ましたし、それに・・・

   それに・・? 今日も、
  雲一つない、こんなにいい天気! 
  幸せ・・。~なんて。

   最後は、ちょっとこじつけもいい所
  ですが、どうせならアンのように、
  目の前の小さな “今の” 幸せを
  見つめ、感じて生きて行きたいなと思うのです。

   “・・・彼女の空想は、宵の明星を水先案内として・・・
  「心の憧れる国」 へと漕いで行った。
  夢の中のアンは、現実よりも豊かであった。
   なぜならば、目に見えるものは過ぎ去るが、
  見えないものは、永遠に不滅だからである。”
           
                                       【「アンの愛情」 第1章】

   今、私の目の前の里山は、まだまだ真っ赤に紅葉していて、
  12月と言っても “秋” で一杯です。

   さすがにこの時間になると、暗くなりましたが、日の沈む直前の山は、
  イルミネーションを灯したように、そこだけ俄かに黄金色に染まるのです。

   それは、オレンジ色も伴って・・。「刹那の瞬間」 と、言った所でしょうか。
  そんな想いが、なぜか蝋燭の焔と重なり、今日も灯してみました。題して 「黄昏の煌き」。

   文庫本に挟んでいた思い出の落ち葉も一緒です。
  蝋燭の香りは、「イランイラン」 に 「薔薇」。
  二つが一緒になって、ちょっぴり妖しい? 香りになっています。

   ところで、明日は一日中、外出します。
  夜も遅くなりそうですので、勝手ながらブログはお休みします。
  どうぞ、よろしくお願い致します。