【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

焦らされて・・

2007-12-18 16:43:26 | 四季のスケッチ




   今朝も、
  思わずブルッと来る寒さ。

   昨日と違って、まだ薄暗い空に、
  しっかりと “明けの明星”
  を見つけました。

   ふと、清少納言の 
  「冬はつとめて」 なんて・・
  呟いていたものです。
  (blue camel さんのコメントから)

   昨夜は、上弦の月とお星様を
  冴え渡った空に眺める事が出来ました。
  (お月様は、宵の口まで)

   休む前のいつもの習慣ですが、そこに佇んでいる時間が、
  だんだん長くなって来ました。と言いますのも・・。

   本当にちっぽけですが、
  自分が宇宙の一員になっているような気がして、意外に楽しいのです。

   勿論、外も寒いのですが、
  これが不思議な事に、ほとんど寒さは感じません。

   さて、冒頭の写真。
  いよいよ・・と、いう風情ですね? 

   いい加減、待ちくたびれた薔薇の開花ですが、
  ここまで待たされますと、そんな薔薇が、
  そこに存在しているというだけで、
  心がほんわか、温かくなっている事に驚かされます。

   もうすぐ綻びそうなのですが、こうなりますと、
  ずっとこのままでもいいような・・そんな気さえして来るのです。

   それにしても、こんな風にやきもきさせたり・・
  気になって仕方ないのも、薔薇の薔薇たる
  所以(ゆえん)なのかも知れませんね。

   その薔薇は、今日も我関せずと、スッと背を伸ばし、
  涼やかな顔でお馴染みの場所に、佇んでいます。

   その凛とした姿は、相変わらず他を寄せ付けない、
  圧倒的な気品と存在感です。

   ところで、皆さんは、もう年賀状を書かれましたか? 
  私は・・と言うと、今年は、未だにダラダラとしていて、
  全然手を付けていません。そうそう、年賀状と言えば・・。

   数日前の新聞に、こんな詩を見つけました。
  なぜか、「三丁目の夕日」 的な感覚を覚えてしまって、
  切り抜いていました。

   この作者、てっきり男性かと思ったものですが、
  何と女性でした。






                 年賀状

         ―― 年賀状、 出していいですか?

         はにかんだような  笑顔で言う
         出す人、      あんまりいないから・・・

         モップを握る    まんまるい手に
         ビーズの指輪が   愛らしい、

         スーパーの     清掃作業員の女の子