【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

冬の木漏れ日

2007-12-19 17:10:13 | 香る庭の花綴り




   朝早い時間こそ、雲は多かったものの、
  日中は、概ね晴れの天気になりました。

   今朝は、随分冷えたと思ったのですが、
  居間の温度計は13度・・。
  ちょっと意外に思ったものです。

   でも、この位の気温で寒いなんて言って
  いましたら、北国の方に申し訳ないですね。

   




   “爽やかな冷たい空気は、
  微かに松の香を含んでおり、
  頭上の空は、
  水晶のように澄んで青かった ――
  祝福の大杯を逆さに伏せたかのようだった。”
      
                                 【「アンの愛情」 第9章】

   



   『アンの世界』 のように、松の香りこそ含んでいませんが、
  冷たい冷気の中、深呼吸して朝日を浴びる事の幸せを思います。

   この松の香とは、アンの大好きなえぞ松でしょうか。
  そんなにも香る、えぞ松の香りというものを私は、
  これまで嗅いだ事がありません。
  一度でいいから、嗅いでみたいものです。








   



   久し振りに庭に出てみました。
  紅葉の木は、すっかり葉を落としていましたが、
  まだまだのようにも見えます。でも、よく見ると枯葉。

   いつの間にか、見向きもされなくなって? 何だか可哀想・・。
  かろうじて、樹々を透かして見える青空と木漏れ日の美しさに、
  随分、救われた気分になったものです。

   一方、庭のハーブ達。
  花こそ咲いていないものの、元気です。

   ただ、インウォールクラータが唯一、咲いています。
  今日も、又一つ、蕾を付けました。

   山茶花(さざんか)も例年より大分遅いですが、
  今、まさに綻びかけようとしています。