朝早い時間こそ、雲は多かったものの、
日中は、概ね晴れの天気になりました。
今朝は、随分冷えたと思ったのですが、
居間の温度計は13度・・。
ちょっと意外に思ったものです。
でも、この位の気温で寒いなんて言って
いましたら、北国の方に申し訳ないですね。
“爽やかな冷たい空気は、
微かに松の香を含んでおり、
頭上の空は、
水晶のように澄んで青かった ――
祝福の大杯を逆さに伏せたかのようだった。”
【「アンの愛情」 第9章】
『アンの世界』 のように、松の香りこそ含んでいませんが、
冷たい冷気の中、深呼吸して朝日を浴びる事の幸せを思います。
この松の香とは、アンの大好きなえぞ松でしょうか。
そんなにも香る、えぞ松の香りというものを私は、
これまで嗅いだ事がありません。
一度でいいから、嗅いでみたいものです。
久し振りに庭に出てみました。
紅葉の木は、すっかり葉を落としていましたが、
まだまだのようにも見えます。でも、よく見ると枯葉。
いつの間にか、見向きもされなくなって? 何だか可哀想・・。
かろうじて、樹々を透かして見える青空と木漏れ日の美しさに、
随分、救われた気分になったものです。
一方、庭のハーブ達。
花こそ咲いていないものの、元気です。
ただ、インウォールクラータが唯一、咲いています。
今日も、又一つ、蕾を付けました。
山茶花(さざんか)も例年より大分遅いですが、
今、まさに綻びかけようとしています。