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こちらは、今日もこんな快晴の空で明けました。
暖かい朝です。ただ、薄らと霞みがかかり、桜色の・・
そう、桜餅のような空になりました。
朝から桜餅を連想するなんて、いつまでも食欲旺盛です。
それに、ちっともロマンティックではありませんね。
少なく共、昨日の 『アンの世界』 の描写のような
透明感はありませんね。
でも、もう一つの表現、“絹のヴェールに包まれた・・”
そんな感は、ありましたが・・。
ところで昨日も記しましたが、日溜まりの暖かさの事。
今日も午前中は、そうだったのですが生憎、
午後からは真珠色の空になりました。
冬の暖かい天気の日・・。
冬の季語でもある、所謂(いわゆる) “小春日和”・・・。
それをアメリカでは、「インディアン・サマー」、
ロシアでは 「女の夏」。
何とドイツでは 「老婦人の夏」 と言うのだそうです。
(~12/17 付の新聞より)
奇しくも三国共、「夏」 と言うのは、面白いですね。
その中で、日本だけが、春。
それも 「小春日和」 なんて、素敵な名前ですね。
話は、ガラッと変わります。
以前からずっと心に引っかかっていた事。
それが今日偶然、解消しました。と、言うのは・・。
↓ の言葉を言った人が、どなただったのか、
どうしても思い出せなかった私。
「日本人は、貧しい。しかし高貴だ。
世界で、どうしても生き残って欲しい民族を挙げるとしたら、
それは日本人だ。」
(駐日仏大使 「ポール・クローチル」 が昭和18年に言った言葉)
最近のモラルの低下や、言葉の乱れは言うに及ばず、
犯罪の増加に至っては、目を覆うばかりです。
でも、日本人の事をこんな風に
言ってくれていた外国人がいたのですね。
それも昭和18年とあります。
この時期は、もう太平洋戦争は始まっています。
そんな時代に・・と、思うと同時に、
人の記憶って、いい加減なものですね。
私は、この言葉は、イギリス人、それも、
てっきり明治時代だと思っていました。
どこかで小泉八雲なんかと、
こんぐらがってしまったのかも知れませんね。
(八雲は、実際には、アイルランド人ですが)
でも、その八雲の時代、明治20年代にして、次のように言っています。
“昔の日本が、今よりもどんなに
美しい世界に見えたかを日本は思い出すであろう。
古風な忍耐と自己犠牲、昔の礼節、
古い信仰の持つ深い人間的な詩情、――
日本は嘆き悔やむものが沢山あるだろう。・・・”
明治20年にして、既にこうでしたら・・
今の日本を見たら、何と言うでしょうね。
ちょっと考えさせられてしまいます。