【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

薔薇の香りにクラッ・・!?

2007-12-28 17:23:10 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編


   




   昨日の空から一転して、今日は雨となりました。
  それにしても、一夜にしてこんなにも変わるのですね。
  11月の下旬頃は、午後4時半でも薄暗かったと思うのです。

   昨日は、薄ら、すみれ色の空を見ながら、
  それこそ、あっちにフラフラ・・こっちにフラフラ・・
  と、道草しながら帰宅したものです。やがて・・・。

   ここは私なんかが記すより、
  アンのこんな言葉で代弁すると致しましょう。

   



   “日は沈み、灰色がかった淡紅色に深く染まった空は、
  物思いに沈む木々の後ろで色が薄れ・・・”
   
                                【炉辺荘のアン」 第2章】

   


   こんなロマンティックな黄昏の中を戻って来ました。
  それにしても、素晴らしい表現力です。

   私に、これだけの文章力があったら・・
  と思わずにはいられません。



   今日は、今年最後の
  『カフェ 「薔薇の詩( ポエム)』 
  の開店です。(前回は 【こちら】

   こうなりますと、1年の
  締めくくりは、やはり薔薇茶で。

   本当は、“薔薇色の陽が
  射す冬の日の午後”
 
  がいいのですが、こんな
  雨の日になってしまいました。

   こんな薔薇色のお茶は、
  視覚で捉えた方がいいですね。

   冬ですが薔薇の硝子のカップに
  致しましょう。お気に入りです。

   喉を潤す一杯のお茶。
  定番の薔薇のマットに、薔薇の香りの蝋燭。

   薔薇尽くしにしてみました。
  温かく薫り高いお茶が入りましたよ~!

   今日は、久し振りに星野富弘氏の薔薇の詩をお届けしたいと思います。






                        


                   冬の薔薇
           
           天気予報が雪を告げる日
           それでもオレンジ色の蕾を用意して
           咲いている一枝の薔薇

           生きるって
           こういう ことなのか

                        
                    星野富弘~『花の詩画集「あなたの手のひら」』 より