【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

愛の妖精の舞う季節

2009-02-04 17:00:58 | 四季のスケッチ


   昨日は、一旦日の出を見た後、
  午後になって、
  いつの間にか降り出した雨でした。
  それは春の雨のようにしっとりと・・。

   今朝は、その雨も上がり、このように
  力強い日の出を見る事が出来ました。

   この時は、まだ雲がありますが、
  その後、全く雲はありません。
  久し振りの青空です。

   こうなると日溜まりは・・。もう春!
  2月は、まだ始まったばかりですが、
  希望の月ですね。アンだって、こんな風に言っているではありませんか。

   “まだ 2月 です。「修道院の屋根には雪が月に輝いて」 おります。・・・
  でも、あたしはこう考え始めております。
   「後もう2、3週間で春になる。
  それから又、何週間かすると夏になる ―― それからお休みになり ――
  グリーン・ゲイブルズや ―― アヴォンリーの牧場に降り注ぐ 金色
  日光や、夜明けには 銀色 になり、正午には サファイア色 になり、
  日没には 真紅 に染まる湾や ―― それからあなたに会える」 と。”

                                         【「アンの幸福」最初の1年11.】

   それにしても、『アンの世界』 には、何と素敵な色が飛び交っているのでしょう。
  金色や銀色、はたまたサファイア色の日光に、真紅に染まる湾ですか・・

   ただ、春は待ち遠しいけれど、そんなに早く来て欲しくないような・・。
  それでなくても、アッという間に月日が経ってしまうのですから。
   
   さて、翻って日本の2月・・。
  まだまだ寒さは厳しいけれど、陽射しの中には、
  そこはかとなく、春を感じる事の出来る季節になりました。

   昼と夜の間にある、曖昧な時間。「逢魔が時」
  こんな時間を含む、黄昏時も一時に比べれば、いつの間にか長くなり・・。

   以前より、楽しめるようになった気がします。
  たったそれだけの事なのに、随分得をしたような不思議な気分。

   これをそのまま2月に置き換えれば、冬と春の曖昧な月・・と、
  言ってもいいのかも知れません。

   「逢魔が月」? それにしても、さすが、日本。
  こんなにも詩的で、ちょっぴりスリル? ある言葉もあるのですね。

   そして、2月と言えば、言わずと知れた、「聖バレンタインの季節」 でもありますね。
  気楽に考えれば、これも又、素敵ですよね。

   別に胸時めく男性でなくったって、日頃、お世話になっている方とか・・
  カードなんか添えたりして・・。心弾む、素敵な事だと思うのです。
  それに、プレゼントを選ぶって、大層楽しい事ですもの。

   どんな事であれ、ウキウキしませんこと・・?
  欧米のバレンタインのように、深い意味を伴わないプレゼント。
  知らん顔して、パスするよりも余程、楽しいような気がします。