【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

浅い春の小さな贈り物

2009-02-26 18:03:08 | 香る庭の花綴り


   この所は、雨が降ったり、
  ぐずつき気味の天気でしたが、
  久し振りの太陽が戻って来ました。

   空を見上げて、
  そこに空がある事の幸せを思います。

   こちらは今日も春本番?を思わせる
  暖かい朝を迎えました。

   起床時の気温は、今日も14℃。
  その上、陽射しもありますので、
  昨日より、もっと暖かく感じます。

   それにしても、
  もうすぐ3月なのですね。

   一時に比べれば、
  日の出も随分早くなりました。

   最近の週末の訪れの早いこと!
  まるで高速道を走っている車? の
  ようにも思え・・。 

   私、ちっとも急いでいませんのに・・
  なぜなのでしょう・・?
  
   さて、やっと晴れ間の出た今日は、
  重い腰を上げて庭仕事。
  
   午前中、半日かかって、先日求めて来た、
  「菫(ヴィオラ)」 や、「羽衣ジャスミン」 の苗を植えました。

   一体、あれから何日経っているのでしょう。
  一日延ばしになってしまって、今頃植えているのですから。

   アン の時代でしたら、勿論種から。
  こんな風に苗から植えるなんて、想像も出来なかったでしょうね。

   花で一杯になった、光溢れる春の季節を想像して、それこそ夢見ながら・・
  まるで宝物を扱うように植えるのですから。それに比べて私のこの体たらく。

   こんな事ではアンならず、ターシャさんからも笑われてしまいますわね。
  そう言えば、アンの友達、ジム船長 も、こんな事を言っていましたっけ。胸に響きます。

   「小さなしわの寄った褐色の種を見ては、
  その中に虹のような様々な色が入っているのかと思うと、
  わしはいつも不思議になるですよ。
   こういった種の事をつくづく考えると、
  わしらはあの世でも生きている魂を持ち合わせているのだと
  信じる事が決して難しくないですね。
   この奇跡のような事柄を見なかったら、色と匂いはさておき、
  あんな小さな、中にはほこりくらいの大きさしかないものの中に、
  生命があるとは信じられませんよね。」
         
                                        【「アンの夢の家」 第18章】

   そうそう、冒頭の写真・・。硝子戸越しに思わず、目を疑いました。
  丁度、場所的には、ベルガモットを植えている所です。
 
   どちらかと言いますと、「ベルガモット」 と言うより、「チェリーセージ」 ですね。
  結果は、前述の通りですが、ちょっぴり魔法にかかったような・・?
  それでも、ワクワク出来た、ひと時でした。