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ました。そして、ボ~ッとした太陽。
いつもの日の出の煌めき、輝きは
ありません。今にも降りそうで
降らない雨。それにしましても・・。
昨日の白い景色。
“白” と言いましたら、純白、美しさ・・
と言ったイメージですのに、黄砂で
白い・・なんて、たまりません。
ロマンティックのかけらもないでは
ありませんか。
~なんて、お天気の愚痴は、この位にして置きましょうね。
こんな空ですが・・今朝は、やけに小鳥の囀(さえず)りを耳にしたものです。
庭に2羽ほど降り立ちもしましたが、窓硝子を開けただけで逃げて行ってしまいました。
そっと開けたつもりでしたのに・・敏感な小鳥たちです。
でも、この小鳥たち、真っ先に春が近い事を感じているのかも知れませんね。
そうそう、春と言えば、冒頭の写真の 「白梅」。
これこそ、春の兆しをいち早く感じると、他の花に先駆けて花を咲かすのだそうですね。
そして馥郁(ふくいく)たる香り・・。
万葉集の時代には、この白梅は殊の外、好まれたそうです。
歌に詠まれた数も、「萩」 に次いで多いとか。その素朴さゆえに・・でしょうか・・。
でも、何となく分かる気がします。
梅は桜に比べ、咲くのも散るのもゆっくりですものね。その分、おとなしやかな・・。
平安時代に入りますと、今度は 「紅梅」 に人気が移り又、
「桜」 の人気もぐっと増したと言います。
それでは、その 「梅」 を詠んだ句を少々。
「白梅に╱明る夜ばかりと╱なりにけり」 ~与謝蕪村 「白梅や╱ひと日南を╱憧れぬ」 ~石川啄木 「大空は╱梅のにほひに╱かすみつつ 曇り果てぬ╱春の夜の月」 ~藤原定家 |
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ドライにしたものです。
オーストラリア土産のスウェード
革の水筒? に挿してみました。
頂き物で何に使おう・・なんて思って
いましたから、丁度良かったです。
取り敢えず、ここに下げていますが、
いずれ、ちゃんとした所に・・と、
思っています。