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【半夏生】
今日も真珠色の空で明けました。
その後、起床時には降っていなかった雨が、降り出しました。細い霧雨です。
昨日は朝方の雨もやみ、降りそうで降らなかった空でしたのに、今日はその逆。
降らないと思うと降り、降ると思うと止み・・。
起床時の気温も、昨日よりちょっぴり低めの12℃。
でも、冷たい雨というほどではありません。
そして、窓越しに見るともなしに見ていますと・・。
もう枯れてしまった 「半夏生」 が、折からの風に揺れているのが見えます。
その姿が、昨日の映画の主人公の・・そう腰を曲げ、松葉杖をついて歩く、
「ベンジャミン」 の姿にも、見え・・。又々、昨日の映画の余韻に浸っています。
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やはり、オレンジの灯りが、
恋しくなります。
いつの間にか・・
バレンタインデーからは、
10日も経ってしまったのですね。
そろそろ残り少なくなって来た
チョコレートです。
となりますと・・。
間隔は近いのですが、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の
開店と致します。
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場所は・・。雨より、やはり雪に閉じ込められた山荘・・
ログハウスがいいですね。
居間の暖炉の火は、赤々と燃えています。
~なんて。私は今、こんな想像上の中にいます。
エミリー も、こんな風に言っていますものね。 ↓
“今私は懐かしい自分の部屋におり、
小さな 暖炉 には、エリザベスおばさんの好意で火が燃えている。
暖炉 の火というものは、いつでもいいものだが、
嵐の夜には、10倍もいい。・・・” 【「エミリーはのぼる」 第16章】
今日は、カントリー調で。尤も最近は、すっかりご無沙汰ですけれど。
ちょっと私の趣味としては、遠くなったかも知れません。
カップは、日本製です。
分厚くて素朴で、いかにもカントリー・・と、いう感じです。
少々、手荒に扱っても、大丈夫なような・・。
コップの中にも、模様が描かれていますね。
カップを変えて珈琲を頂く・・。
たったそれだけの事ですが、それぞれのカップによって、
気分が変わるからでしょうか・・。
珈琲の味まで微妙に変わる感じがします。
時には、旅の思い出と共に、そのカップの窯元に思いを馳せたり・・。
それだけでも、カップを変える意味がありそうです。