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昨夜から今朝にかけて冷えたこと!
ところが空の神様は、
こんな空を用意してくれました。
何もない空もいいけれど、
朝焼けの中、少しだけある、
こんな雲も又、
違った空の趣がありますね。
『アンの世界』 は、いつも素敵な
世界に私達を誘(いざな)ってくれますが、
ある季節のある時期には、こんな事もあるのですね。
“・・・島は今は美しくなかった。
早春のみすぼらしさに包まれ、他の全ての場所と同じで
何の特徴もなかった。
美しいものと言えば、暗い丘に見えるほっそりとした
白樺だけだった。” 【「丘の家のジェーン」 41.】
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昭和の世界が、そこかしこに残っている
我街。車1台がやっと通れる道幅。
ただ、ちょっと先に行くと、
そこには小川があり、山があり・・。
写真には撮れませんでしたが、
水辺ではサギも羽根を休めていました。
まだまだ自然が残っています。
とは言っても、だんだん古い家は、
取り壊され、道幅の拡張と共に、
木は切り倒され・・。
このいかにも、里山集落を感じさせる、ここにも、
開発の波と言うか・・変化の兆しを感じるのです。
当然と言えば、当然なのかも知れませんが、何だか寂しい気がします。
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咲いていた梅です。
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昨日のお隣の枝垂(しだ)れ梅は、
もうかなり咲いていましたが、
こちらはちらほら・・。
川の傍ですから、まともに風を受け、
遅いのかも知れません。
それでも、芳香だけは、
しっかり放ってくれていたものです。