今朝も真っ青な空。
思わず 「綺麗!」 と呟(つぶや)いたその空は、珍しく澄んでいます。
となれば・・当然、今日も灼熱の太陽。猛暑。酷暑。
今朝などは、午前9時前の段階で 32度。
一昔前には考えられないような暑さを毎日、更新しているような気がします。
さて、毎朝頂いている生姜紅茶。
その中に必ず加えるのが庭のハーブです。
ローズマリーだったり、オレガノ、ミント、セージ・・あるいはまとめて。
又、その時が今の私の唯一の写真タイムにもなっています。
今朝は、朝の光を受けて風に揺れる “妖精の糸” を発見。
しかも虹色に光っています。その虹色は腕が悪く、写真では生憎ですが・・。
【昨日の薔薇】
そして・・ここでも発見。
意外にも木陰は、
サラサラと風が吹き渡り、
涼しいではありませんか・・。
一瞬、この木の下でお茶・・
~なんて思ったものですが、
思うだけで行動は伴いません。
一つには鉢置き台と化して
しまった、本来のテーブル。
テーブルセッティングも、めんどうですし・・。
おまけに冷房に慣れてしまった身体には、少しの我慢すら出来そうにもありません。
結局、室内の冷房の中で。せめてもと・・窓際にテーブルを寄せました。
そんなこんなで、本箱から取り出したのは・・。
アガサ・クリスティー、一辺倒の私にしては珍しく、
シドニー・シェルダン作 「時間の砂」(上下巻)。
いかんせん独断と偏見、好みの激しい私の事、(所謂、積ん読専門ですね)
なぜか読む気がせず、長い事放り出していたものです。
お恥ずかしい話ですが、彼の作品は勿論初めて。
(英会話教材での使用はあります。確か 「追跡」)
昨日、上巻を読み終わったばかりですが、
ストーリー展開も早く、映画でも観ているようで、意外に面白いのです。
又、大昔に読んだ 「ジェーン・エア」 以来の修道女の事、等など・・
知らなかった世界の知識も。どういう展開になって行くのか・・下巻が楽しみです。
「本と言えば、『狂える恋』 は2週間前にようやく終わりましたよ」
と、ジム船長が瞑想に耽るかのように言った。
「103章になりましたよ。
2人が結婚した途端に本は終わりになった処を見ると、
2人の苦労は一切お終いになったらしいですよ。
他の場合はそうとばかりは限らないにしろ、
本ではとにかくそんな風に行くのは、
全く素晴らしいじゃありませんかね?」 【「アンの夢の家」 第18章】