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【小首を傾げた「少公女」】
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一体、何時頃だったのでしょう。
“雨・・?” ~なんて夢現(うつつ)に
思いながら、そのままもう一度眠りに
引き込まれてしまったようです。
はっきり目覚めたのは、午前7時半。
けたたましい目覚まし時計のベル音で。
同時に雷鳴の轟(とどろ)きも。
久し振りの雨の朝となりました。
台風4号が東シナ海上に
発生しているようですね。
それが日本列島を北上中だとか。
従って不安定な天候になっています。
しかしながら雨は早い時間に上がり、
その後、太陽も。
一時の灼熱の太陽ではありませんが、
ジト~ッと来る不快な蒸し暑さ。
そんな中の一服の清涼剤。
「本当の薔薇は、ピンク のだけね」 ~とは、アン。
こちらのピンクの薔薇が微笑んだのは、もう何回目でしょう。
紅い薔薇もそうですがこの季節、春に比べますと幾分小振りなものになっています。
それはそれで小首を傾(かし)げたようなその姿も愛らしくて。
そうそう、先日の紅い薔薇が 「公爵夫人」 なら、今日のピンクの薔薇は 「少公女」。
~なんて。
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そしてこちらは、一昨日の黄昏の刹那の時。南の空です。二階のベランダから。
これも、アンの言う 「紫の黄昏」 ですね。
今、黄昏の空が面白いです。