

少々、薄暗い中にもこの処、
毎朝のように見える明けの明星
所謂、金星と白っぽい空。
又、今日も・・と、内心うんざり
しながら雨戸を繰ったものです。
でも今朝のそれは霧。
霧となりますと話は別。
ピンクに霞んだ空も途端に
ロマンティックに思えるから不思議です。
それにしても現金な私。
“・・(略) 私は自分のまわりの冬の美しさに心を躍らせた。
実に静かで物音がしなかった。
低い太陽は薄いピンクとヘリオトロープ色を雲の上に投げかけた。”
【「エミリーの求めるもの」 第19章】
今日は、三浦綾子の世界から久し振りに 『アンの世界』 の描写を。
しかしながら、その風景描写は今更ながら驚くほど酷似している事に気付かされます。

【別角度から】

『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』 の開店と致しましょう。
それはつい2、3日前のような気がしていましたが、
それでも明日で1週間なのですね。
こんな所で月日の早さの経過を思います。
この処の小説で樺太やオホーツクの海が
頻繁に出て来ましたので、今日はその海にあやかってみました。
海と言えば、どうしても夏のイメージが強いですが、
こんな土物のカップでしたら冬の海に合うのでは・・
~なんて、勝手に想像して。相変わらずの独断と偏見です。
そうそう、例の 『泥流地帯』。1冊は読み終え、続編に入りました。
小説中の大正15年の十勝岳の噴火が、丁度現在の霧島連山・新燃岳の噴火と重なります。