連休最後の今日は、
雲一つない空で明けました。
一面の銀世界もいいけれど、
スカッと晴れ渡った空の
気持ち良いこと!
とは言え、こんな日は・・・
案の定と言いますか、
如露の水は凍っていました。
ただ一頃のように
カチカチではありません。
水は動いていますので、水やりは十分可能です。
おまけに太陽は、日光を出し惜しみしていませんので、
思いの外、暖かく感じられます。
さて先日も申しましたが、今が 「冬萌の季(とき)」、
(枯れ木のように見える枝にも、新芽がちゃんと用意されている)
であるとは言え、パンジーや山茶花以外に花が淋しい季節である事は紛れもない事実です。
でも良くしたもので、こんな時、
思わず葉っぱの美しさに目を奪われ、ハッとする事もしばしばです。
例えば薔薇。
先日の、ゼラニウムの朱のような鮮やかさこそありませんが、
ついこの間まで濃い緑色だったものが、葡萄酒色と言いますか・・
アンティークローズ色に色を変え・・。
その色は、ゆっくり、ゆっくり・・寝かせた極上ワインの色。
それこそ、“醸(かも)し出す” という表現がぴったりの色です。
さすが薔薇・・と、驚嘆の声を上げずにはいられません。
一方、三つ葉のオレンジの葉っぱ。こちらは苺です。
勿論、薔薇は花の美しさを、苺はその果実を誇っているのですね。
本来なら注目される筈のない花や果実の存在しない、単なる葉っぱ。
それでも人知れず、こんな努力? をしている事を知りました。
美しいものは、注目されない部分も美しい・・という事なのでしょうね。