

「(略)ジョシー・パイが レース編 で1等賞をとったのよ。 本当に嬉しかったわ。 そして喜んであげられたのが、また嬉しかったの。 あたしが良くなって来た証拠ですもの、 そうでしょう、マリラ? ジョシーの成功を喜べるなんて。 【「赤毛のアン」 第29章】 |


事でしたが、まだまだ昨日までの
余韻が十分、残っています。
おまけに今日は快晴ですから、
日光を出し惜しみしていない分、
暖かく感じられるのでしょうね。
でも、どうやら連日の気温更新
だけは止まったようです。
さて、こちらの写真。
ここ何日か春の気配を感じましたら・・。
いいえ、春そのものでしたが、
不思議ですね・・。
ロマンティックな気分になりました。
そうしますと・・。
いつの間にかレース糸を取り出し、
こんな 「襟飾り」 を編んでいました。
と言いますのも、↑ ジョシー・パイ が
編んだのは、とても美しい襟飾りだったそうですから。
そして 「縁飾り」 は、ソフィア・スローン が教えてくれた、
この上なく優美な新しい編み方・・。
~なんて。尤も私が編んだのは、短時間で編めるからでもあるのですが・・。
ただ、今、こうして写真で眺めていて、黒のレース糸にすれば良かったと。
でも、使い回ししますので、この色が無難ですね。(白に見えますが、アイボリーです)
それにしても昨日の映画。
今日の私は、ともすれば主人公のセラフィーヌの歩いている姿が、
脳裏に浮かんで離れません。
美しい森があり、緑の草原があり、小川もありました。
ピンクや黄色の花咲く、可愛い野の花も・・。
手には籐の籠を持ち、花を手折ってそこに入れるセラフィーヌ。
あんな風に、ドタドタ歩かなければいいのに。
風にしなう枝のような・・そう、アンのような歩き方をすればいいのに。
何度思った事でしょう。尤も余計なお世話ですけれど。
「あんたのスタイルには、
どこかとても素敵なところがあるのよ、アン。
頭の上げ方に威厳があるのね。
それで全体の恰好がいいのね・・(略)」
【「赤毛のアン」 第33章】
帰り道、背筋を伸ばして歩いている私がいました。
単純です。