【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春はアン気分

2011-02-26 15:35:55 | 私の手作り夢時間


 
「(略)ジョシー・パイが レース編 で1等賞をとったのよ。
 本当に嬉しかったわ。
 そして喜んであげられたのが、また嬉しかったの。
 あたしが良くなって来た証拠ですもの、
 そうでしょう、マリラ? 
 ジョシーの成功を喜べるなんて。
                        【「赤毛のアン」 第29章】


   今日からは寒くなるという
  事でしたが、まだまだ昨日までの
  余韻が十分、残っています。

   おまけに今日は快晴ですから、
  日光を出し惜しみしていない分、
  暖かく感じられるのでしょうね。

   でも、どうやら連日の気温更新
  だけは止まったようです。

   さて、こちらの写真。
  ここ何日か春の気配を感じましたら・・。
  
   いいえ、春そのものでしたが、
  不思議ですね・・。
  ロマンティックな気分になりました。

   そうしますと・・。
  いつの間にかレース糸を取り出し、
  こんな 「襟飾り」 を編んでいました。

   と言いますのも、↑ ジョシー・パイ
  編んだのは、とても美しい襟飾りだったそうですから。

   そして 「縁飾り」 はソフィア・スローン が教えてくれた、
  この上なく優美な新しい編み方・・。
  ~なんて。尤も私が編んだのは、短時間で編めるからでもあるのですが・・。

   ただ、今、こうして写真で眺めていて、黒のレース糸にすれば良かったと。
  でも、使い回ししますので、この色が無難ですね。(白に見えますが、アイボリーです)

   それにしても昨日の映画。
  今日の私は、ともすれば主人公のセラフィーヌの歩いている姿が、
  脳裏に浮かんで離れません。

   美しい森があり、緑の草原があり、小川もありました。
  ピンクや黄色の花咲く、可愛い野の花も・・。
  手には籐の籠を持ち、花を手折ってそこに入れるセラフィーヌ。

   あんな風に、ドタドタ歩かなければいいのに。
  風にしなう枝のような・・そう、アンのような歩き方をすればいいのに。
  何度思った事でしょう。尤も余計なお世話ですけれど。

   「あんたのスタイルには、
  どこかとても素敵なところがあるのよ、アン。
  頭の上げ方に威厳があるのね。
  それで全体の恰好がいいのね・・(略)」
         
                                 【「赤毛のアン」 第33章】

   帰り道、背筋を伸ばして歩いている私がいました。
  単純です。