【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

紅薔薇ほろり

2012-07-04 16:26:56 | 薔薇の追憶







「あれは 王女の木 ですわい。
今じゃ時代遅れですですがな。
(中略)
あの威厳のある所と人を寄せ付けないと
いった所が気に入ってたでな。
あれはめったやたらの者と打ち解けた
付き合いをする木じゃありませんわい。
楓が仲間付き合いだとすれば、
プライスの奥さん、ロムバルディポプラは
社交界 の付き合いですよ」              
                【「愛の夢の家」 第7章】


   昨日の雨は上がりました。
  朝は涼しかったのですが、日射しが戻るとやはり気温は上昇。
  それでも今年は、まだエアコンを付ける程でもなく助かっています。

   そんな中、一休みしていた薔薇が開花。紅薔薇。
  この薔薇は、リラ版 「公爵夫人の薔薇」 ですね。
  朝方、雨が降ったのか滴の宝石も纏(まと)って。

   この季節にしては珍しく虫にやられもせず、美しい姿。
  一方、ピンクの薔薇。

   新芽が出るや否や・・いつの間にか丸坊主に。
  気が付けばその都度捕るのですが、既にイタチごっこの様相。

   丁度今、リラ版 「白い貴婦人」 にも蕾が付いているのですが、
  こちらは、かろうじて間に合い、ホッ。
  小さな小さな虫です。でも当分、目が離せません。

   それにしても薔薇の “紅”。それも深紅の薔薇。
  格調高さと流麗さでは、他の色を圧倒している気がします。
  小さくても個性派でも女王の風格が宿っているのはこの色だけかと。

   そう言えば、今日の引用文。
  尤も、アン の友達、ジム船長
  の言う 「王女(女王)の木」 は、
  ロムバルディポプラですね。

   でも、そっくりそのまま
  「薔薇」 に置き換えますと。

   特に “社交界の付き合い”
  云々(うんぬん)には脱帽です。

   そうそう、水栽培の薔薇。
  又々、新芽を増やしました。
  (前回は 【こちら】

   でも先日の 「ミント」 は、
  あえなく失敗。

   瞬く間にどす黒くなり・・。
  慌てて土に植え替えました。

   となれば、ミントの水栽培に適して
  いる季節は9月頃でしょうか・・。

   土に植えたミントは、幸いな事に
  息を吹き返したようです。