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【蕾の美】
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春になり、美しい炉辺荘の芝生が 掘り起こされて じゃがいも が 植え付けられたのを見て、 スーザンはたいそう悲しんだ。 それにも関らず、自分の手塩にかけた 牡丹の花壇 が生贄にされても、 スーザンは一言も文句を言わなかった。 【「アンの娘リラ」 第30章】 |
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今日も厳しい暑さになりましたが、
昨日よりは、ちょっぴりですが、ましな気がします。
そんな中、清楚な白薔薇が又々、ほっこり。
玄関先の瑠璃色の朝顔の後は、この白薔薇・・と。
朝から何と言う贅沢。ふっと暑さを忘れる瞬間です。
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【浅葱色のカーテンを背景に収穫した 「ゴーヤ」】
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もう1つの潤いです。
浅葱(あさぎ)色の
潤い、ゴーヤ。
吸い込まれそうな淡い緑。
光に透ける葉っぱは繊細で、
まるでレースのよう。
昨日、1個、(既に頂きました)
今日3個収穫。
実も然(さ)る事ながら、
ゴーヤは緑のカーテンでも、
すっかり癒やされています。
とは言っても、
収穫の喜びってありますね。
私はハーブは別にして
野菜を育てる事はしていません。
何だかロマンティック・・
いいえ詩的ではない気がして。
それは アン も同様で、
戦争中(第一次世界大戦)にも関わらず、上記の引用文という訳です。
“夢だけでは生きて行けない・・”、
何の意味もない拘(こだわ)りと言ってしまえばそれまでですが、
その拘りを大切にする・・アンに共感するのもそんな所にあるのかも知れません。