【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

潤いをたたえて

2012-07-19 16:50:50 | 薔薇の追憶


【蕾の美】







春になり、美しい炉辺荘の芝生が
掘り起こされて じゃがいも
植え付けられたのを見て、
スーザンはたいそう悲しんだ。
それにも関らず、自分の手塩にかけた
牡丹の花壇生贄いけにえにされても、
スーザンは一言も文句を言わなかった。        
                   【「アンの娘リラ」 第30章】


   

   今日も厳しい暑さになりましたが、
  昨日よりは、ちょっぴりですが、ましな気がします。

   そんな中、清楚な白薔薇が又々、ほっこり。
  玄関先の瑠璃色の朝顔の後は、この白薔薇・・と。
  朝から何と言う贅沢。ふっと暑さを忘れる瞬間です。 






【浅葱色のカーテンを背景に収穫した 「ゴーヤ」】



   そしてこちらは、
  もう1つの潤いです。

   浅葱(あさぎ)色の
  潤い、ゴーヤ。

   吸い込まれそうな淡い緑。
  光に透ける葉っぱは繊細で、
  まるでレースのよう。

   昨日、1個、(既に頂きました)
  今日3個収穫。

   実も然(さ)る事ながら、
  ゴーヤは緑のカーテンでも、
  すっかり癒やされています。

   とは言っても、
  収穫の喜びってありますね。

   私はハーブは別にして
  野菜を育てる事はしていません。

   何だかロマンティック・・
  いいえ詩的ではない気がして。

   それは アン も同様で、
  戦争中(第一次世界大戦)にも関わらず、上記の引用文という訳です。

   “夢だけでは生きて行けない・・”、
  何の意味もない拘(こだわ)りと言ってしまえばそれまでですが、
  その拘りを大切にする・・アンに共感するのもそんな所にあるのかも知れません。