【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

虹色の世界

2012-07-25 17:50:17 | リラのお気楽ユメ日記





【キラキラ~☆ 虹色のガウン】





魔法をかけられた宝物のひつで、
ある不思議な文句を唱えなければ
開かないのだ。
雪の魔女が、冷たい美しい雪の魔女が
一言だけささやいてくれるかも知れない。
風が通りすがりに又
別の言葉を教えてくれるかも知れない・・・
嘆き悲しむ灰色の風が。
遅かれ早かれ、その文句を全部知ってしまい、
櫃を開けてみると、中には真珠やルビーや
ダイヤモンドがおびただしく入っているのだ。
おびただしくとは素敵な言葉ではないか?
ああ、元の 魔法 は消え失せていなかったのだ。
今でも世界に満ちているのだ。     
                  【「炉辺荘のアン」 第38章】


   

   “朝から太陽” が戻って来た今日。
  1週間の天気予報も見事な晴れマーク。厳しい暑さが続きます。 

   そんな今日、またもや千客万来。
  しかしながら今日は蝶ではなく蜻蛉(とんぼ)です。
  それも2日続けて。

   この蜻蛉、昨日はまだしも今日などはすっかり慣れてくれて、
  庭に出る度に(と言っても2、3度ですが)
  どこからかやって来て、後を着いてくる始末。

   おまけに目の前の草花に止まってみせるのです。
  私が覗き込んでも逃げようともしません。

   童心に帰って、にらめっこなんてしてみたり。
  尤も蝶に比べ元々、蜻蛉は大人しいものですけれど。  






【にらめっこしましょ~♪】  







   

   そうそう冒頭の写真。
  何気なく向けた視線の先に、キラッ と光るもの。
  “何かしら・・?” と思って近付いたら蜻蛉だったという訳です。

   その蜻蛉は私の大好きな光物を纏(まと)っていて。
  それは虹色のガウン。この世は、まさに魔法の世界ですね。

   一方、折鶴蘭(オリヅルラン)に止まっているのは、カマキリ。
  その色に溶け込んで一体になっています。アッ!? と思ったら、すぐそこに。
  こちらも悠々としています。本能的に味方だと思ってくれたようですね。