




「客間の窓には スイカズラ が絡んでいるし、 前の庭には ライラック が植わってて、 門を入った所には 鈴蘭 が咲いていたに違いないと思うの。 窓には全部 モスリン のカーテンが かかっているし、モスリンのカーテンって、 とても家にどっしりした 感じを与えますものね」 【「赤毛のアン」 第5章】 |

昨日とほぼ同様の空となりました。
五月とは思えない肌寒さも一緒です。
いいえ、体感的には昨日より寒いかも知れません。
それでも待ちに待った薔薇の蕾が綻び始めたかと思うと、
「ツリージャーマンダー」、「ユリオブスデージー」 が咲き始めました。
一方、咲き誇っていた「花韮(ハナニラ)」 は、終わり。

【満開の 「西洋十二単(セイヨウジュウニヒトエ)」】

が、いつの間にかその芽を
ツンツンと伸ばして来ました。
花びらを散らして
役目を終えた花。
これから終えようとしている花。
今が最盛期の花、出番を待つ花。
判で押したように正確であると同時に
花の季節の庭は賑やかです。
(こちらの写真は、
今盛りの西洋十二単)
ところで、季節外れの寒さに
少々、とまどってはいますが、
空気は澄んでいて爽やか。
それに庭で動いている分には、
それ程でもありません。
とまどっていると言えば・・。
今日の蜻蛉(とんぼ)? でしょうか。
蝶は見ますが、こんなに早く蜻蛉の姿を
見掛けた事は、これまでになかったような気がします。
そうそう、今日の引用文。リラや、スイカズラは私も憧れています。
しかしながら、我家のリラの花は今年も咲きません。
スイカズラは・・。
ジャスミンが十分、その代わりを果たしてくれています。
今年も昨年以上に香り高い花を咲かせてくれそうです。