


【朝の薔薇】

空気は黄金の酒のように透明で、 木の葉は若緑で、地面は震える 日光で出来た寄木細工のようだった。 【「アンの青春」 第13章】 |

今日は再び、スコ~ンと晴れた完璧な五月晴れが戻って来ました。
どうやらこのお天気は、梅雨に入った沖縄を除き、全国的なものだとか。
おまけに空気がカラッとしていて爽やかです。
しかしながら今日を頂点として、そろそろお天気も下り坂との事。
今日一日精一杯、謳歌しなければ・・と思ったものですが・・。
とは言っても、やる事と言えばベランダ一杯に
所狭しと布団を干し、洗濯の花を咲かせる事くらいしか出来ません。
主婦の “サガ” と言ってしまえばそれまでですけれど。


【午後の薔薇】
さて、連日のように薔薇をお伝えしていますが、
日々、薔薇の持つ様々な貌(かお)に改めて驚かされます。
それは一本の薔薇でさえそうなのですから、
違う色、種類に至っては何をか言わんと言ったところですね。
勿論、毎年違った感動は、言うに及びません。
(感動で思い出したのですが、世界遺産にもなった富士山。
同じ表情は一日たりとも、ないのだそうですね)
ご覧の通り、今日はアンの大好きなピンクの薔薇を。
まだ完全に開き切ってはいませんが、どこか愛らしくて慎み深くて。
豪華絢爛な深紅の薔薇や、凛として真珠のような気高さを持つ、
白薔薇とは又、違った魅力がありますね。
これより一回り小さい薔薇は、「ピンクの小公女」 と
名付けましたので、こちらは 「乙女のピンク」 とでもしましょうか・・。
そうそう、今日の写真。朝の写真と午後の写真。
一日のうちでも開き具合や光線の加減で変わって来ました。