【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

小さな花景色

2013-05-23 18:23:38 | 香る庭の花綴り

【ローズゼラニウム】


【赤花夕化粧】







 「その人が正しい行ないをする限り、
 名前 などどうでも構わないことです」
 ためになる教訓を垂れるのは
 この時とばかりにマリラは言った。
 「そうかしら」
 とアンは考え深そうな表情をした。

 「いつか本に、薔薇は例え他のどんな
 名前でも同じように匂うと
 書いてあったけれど、
 あたしどうしても信じられないの。
 もし薔薇が、あざみとかキャベツ
 なんていう名前だったら、
 あんなに素敵だとは思われないわ」       
       【「赤毛のアン」」 第5章】




   


   今日も相変わらず、初夏の陽気になっています。
  気温もかなり高くなりましたが、湿度がありません。

   昨日以上に、カラッとしています。何とそれは30%台。
  さすがにこの時間になりますと、(17時半現在)
  ヒンヤリして来ました。

   今日の空は、青空に刷毛(ハケ)でス~ッと
  線を引いたような細い雲。美しい空です。そう言えば・・。

   昨日は、PM2.5を観測したとか。
  この話題は、久し振りですが、
  決して解消された訳ではないのですね。

   世界では新しい懸念事項が次から次へと起こりますから、
  出来事に追われ、つい忘れがちになってしまいますけれど。







【ラベンダー】



   私は、どちらかと言いますと、
  小さな花が好き。

   尤も、ハーブが好きですから、
  自ずから、小さい花・・と
  なるのかも知れません。

   ところで、このラベンダーに
  絡み付いていたのは、
  「ヘクソカズラ」 。

   見つければ取り、
  又、絡み付き、その繰り返し。
  申すまでもなく凄い生命力。

   いつもいい加減な抜き方
  でしたが、蔓(つる)を
  辿ってみますと何と太い茎。

   引っ張っても
  私の力では抜けません。

   そうそう、
  今日の星野富弘氏の詩。  

   アン も言うように、素敵な名前を付けられた薔薇も
  とんでもない名前を付けられた、ヘクソカズラも・・

   名前を知らないで咲いているのですね。
  「知らぬが花」 とは良く言ったものです。