
【ローズゼラニウム】

【赤花夕化粧】

「その人が正しい行ないをする限り、 名前 などどうでも構わないことです」 ためになる教訓を垂れるのは この時とばかりにマリラは言った。 「そうかしら」 とアンは考え深そうな表情をした。 「いつか本に、薔薇は例え他のどんな 名前でも同じように匂うと 書いてあったけれど、 あたしどうしても信じられないの。 もし薔薇が、薊とかキャベツ なんていう名前だったら、 あんなに素敵だとは思われないわ」 【「赤毛のアン」」 第5章】 |

今日も相変わらず、初夏の陽気になっています。
気温もかなり高くなりましたが、湿度がありません。
昨日以上に、カラッとしています。何とそれは30%台。
さすがにこの時間になりますと、(17時半現在)
ヒンヤリして来ました。
今日の空は、青空に刷毛(ハケ)でス~ッと
線を引いたような細い雲。美しい空です。そう言えば・・。
昨日は、PM2.5を観測したとか。
この話題は、久し振りですが、
決して解消された訳ではないのですね。
世界では新しい懸念事項が次から次へと起こりますから、
出来事に追われ、つい忘れがちになってしまいますけれど。

【ラベンダー】

小さな花が好き。
尤も、ハーブが好きですから、
自ずから、小さい花・・と
なるのかも知れません。
ところで、このラベンダーに
絡み付いていたのは、
「ヘクソカズラ」 。
見つければ取り、
又、絡み付き、その繰り返し。
申すまでもなく凄い生命力。
いつもいい加減な抜き方
でしたが、蔓(つる)を
辿ってみますと何と太い茎。
引っ張っても
私の力では抜けません。
そうそう、
今日の星野富弘氏の詩。

アン も言うように、素敵な名前を付けられた薔薇も
とんでもない名前を付けられた、ヘクソカズラも・・
名前を知らないで咲いているのですね。
「知らぬが花」 とは良く言ったものです。
