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ミセズ・カーステアズは椅子の肘に 付いているベルを押し、 エマにお茶を持って来るように言った。 ミセズ・オリヴァは、 どうぞお構いなくと言った。 ジュリア・カーステアズは言った。 「何と言ったって、 アリアドニとお茶はつきものよ」 二人の婦人は ゆったりと椅子の背にもたれた。 (中略) 「最後にお会いしてから、 もう随分になるわね」 とミセズ・カーステアズが言った。 【A・クリスティー作 「象は忘れない」】 |
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今日も五月晴れとなりました。これで六日連続。
本当は今日からお天気崩れるとの事でしたが、
一日延びたようです。何だか随分、得した気分。
ただ、明日は自治会主催の一斉掃除ですので、
雨が降らない事を祈っています。
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五月晴れの下(もと)、
真っ白いジャスミンの花が
それこそ、咲き乱れています。
今だけしか味わえない、
香料の生える庭で
今日もリラックス。
尤も家の中にまで
その甘い香りは、縦横無尽に
入り込んで来ていますけれど。
でも、すぐ側で、
心行くまでジャスミンの芳香に
包まれていたいですもの。
しかも天然の。
そう言えば、ジャスミンって、
リラックス効果抜群ですものね。
プラス、幸せ気分も倍増。
おまけにオイルでしたら、
手が出ないほどの高級品。
折角ですので、この花の下で、
『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』開店と致しましょう。
今日は和洋折衷で。カップは先日のものです。
実はこの所、こればかり。
大きめのカップはマグカップ代わりにもなり重宝しています。
そうそう、今日の花瓶は小樽の 「北一硝子」 製。
既に紹介済みのティーベルとお揃いです。
木漏れ日の下で今日は、A・クリスティーを。
となりますと、ポアロも大好きなマフィンを用意。
中断が長かったのですが、何とか覚えていましたので。
警察も匙(さじ)を投げた未解決事件を推理作家、ミセズ・オリヴァが探ります。