【ブラックベリーの花】
【ローズゼラニウム】
「あれも美しいわ ―― そうだわ、眩いばかりに美しいわ ―― 自分が美しいって事を 知っているようね ―― でも、何もかもの事を言ってるんです。 庭も果樹園も小川も森も、大きな、 懐かしい世界全体の事なの。 小母さん、こんな朝には、ただただ世界が 好きでたまらないという気がしない?」 【「赤毛のアン」 第4章】 |
ヒンヤリ、快晴の空で迎えた今朝。
梅雨に入ってからは鬱陶しい天気が続いていましたので、
こんなに気持ちの良い朝は、久し振りのような気がします。
そんな朝。
一時に比べ、緑もぐんと濃くなって、目に入るもの全てが美しいな・・と。
どうせなら・・ここも 『アンの世界』 と思う事に致しましょう。
とりわけ今年は梅雨入りが早かったものですから、
ついうっかり季節を先送りしていましたが、まだ5月だったのですね。
その5月も今日が最後。いよいよ明日から6月なのですね。
それにしても一体、いつの間に? あの若かった月は成熟していたのでしょう。
ぼやぼやしてなどいられませんね。月が老いてしまうのは、瞬く間ですもの。
さて毎日、何らかの花の開花を見ていますが、
今日は、ブラックーベリーの花を。
そして東側の軒下に挿木したローズゼラニウムは、
冬枯れもせず、そのせいでしょうか、花付きがすこぶるよろしいのです。
期せずして今日は、ピンク、ピンク~♪ となりました。
本来のローズゼラニウム(南側の軒下)も健在ですが、
大株の割に(こちらは冬に切り詰めましたから)
背丈もまだまだ低いですし、花も少々。
たわわに咲くのは、もう少し時間がかかりそうです。
因みに花言葉は。
ブラックベリーは、「人を思いやる心」、「あなたと共に」、「素朴の愛」。
かと思えば、「孤独」、「嫉妬」 等、前述のものと相反するものも。
ローズゼラニウムは、「慰め」、「真の友情」、「君ありて幸福」。
可憐なローズゼラニウムらしい花言葉ですね。