【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

蒼の奇蹟

2013-05-29 18:50:18 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編












 「それでは、一息入れなくちゃ。
 コーヒーは?」
 「美味しい、濃い、ブラック・コーヒー ――
 ええ、頂きますわ。
 丁度飲みたいと思っていたところですの」
 (中略)
 「・・・まあケーキでも一つ」
 「有り難う」
 ミセズ・オリヴァはいかにも甘そうで、
 見るからにげっそりするような
 ケーキを選び、せっせと食べ始めた。
 「私、いつもそう思うんですけれど、
 甘いものって、
 本当に元気が出るものですわね」                 
     【A・クリスティー作 「象は忘れない」」】



   



   降りそうで降らない重い空。
  今日は、こんな鬱陶しい天気が一日中続いています。

   気温は少々、低め。尤も動けばそれなりに? 暑くなり・・。
  これも梅雨独特のものですね。そんな今日。

   白い小さな花、「マトリカリヤ(別名:夏白菊)」 が開花。
 そしてもう一つ、これも小さな・・今度は青い花ですね、
  「オーストラリアン・ブルーベル」 も相次いで。

   ただ、同じ小さな花でも 「マトリカリヤ」 は真っ直ぐ背筋を伸ばしていますが、
  「オーストラリアン・ブルーベル」 の方は、俯いて。それも思い切り。

   マトリカリヤは、ご近所の方に苗を頂いて植えたものです。
  (こちらは 【昨年】 のもの)













【創作美術陶器 「瑞香」】





     さて今日は、お部屋を夏モードに
    衣替えしようと思い立ちました。
    そうと決まれば、手っ取り早く大好きな青色に。

     窓際に置いているミシンの補助台は、
    今では常時、カフェテーブル代わりに開いたまま。
    そこには、青いクロスを敷きましょう。カフェカーテンも。

   青いティーカップも取り出して来ました。
  となれば・・。およそ10日振りですね。
  『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』、開店と致しましょう。


   今日は蝋燭の代わりに
  七色のランプを。
  ~なんて、冗談。

   手持ちのクリスタルの
  硝子花瓶に電池式の小さな
  小さな電球を入れてみました。

   豆粒のような電球が、
  たった3個(青、赤、黄)
  入っているだけの代物ですが、
  花瓶の中で反射して綺麗です。

   そうそう、花瓶の上の蓋は、
  全然別物ですが、これも添えて。

   やはり、蓋があった方が
  より綺麗ですものね。

   カップは、現代的な絵柄。
  それでも清水焼の流れを汲む
  ものでは・・と思っています。

   生憎、カップに注いだ、
  珈琲が見えませんが、
  上記の文の如く、美味しくて濃い、ブラック・・?

   いいえ、“美味しくて濃い” までは合っているのですが、
  残念ながら、砂糖、ミルク入りなのです。
  「薫り高い珈琲が入りましたよ~!」