黄金のような一日の、 黄金のようなこの時刻を誰も皆楽しんだ。 港の向こうから教会の鐘が 微かに美しく聞こえて来た。 (中略) 空中 には薄荷の匂いが漂い、 どこか目につかない所の 薔薇 が たまらなく甘く香っていた。 【「炉辺荘のアン」 第16章】 |
こちらは今日も晴れ渡った空になりました。
起床して寝室のドアを開けた途端、プ~ンと甘い香り。
一瞬、クラッ!? 状態。
寝起きで少々、回転の悪い頭が昨日ジャスミンの枝を
一枝切り、花瓶に挿した事を思い出しました。
それにしても強烈な香り。
ジャスミン効果と言われる 「幸福感倍増」 気分は、
倍増どころか三倍にも四倍にも。
いいえ、それ以上かも知れません。
さて、今年は不作の紅薔薇。
たった一輪、
「遅ればせながら・・」 と?
顔を出しました。
今日の薔薇はリラ版、
「淑女の薔薇」。
生憎、葉っぱは虫喰い状態
ですが、お顔は大丈夫。
いいえ、それどころか
虫喰いの葉っぱさえ、
自分の魅力に変えています。
それは、まるで
ビロード細工のよう。
透かし模様が素敵です。
さすが、薔薇!!
花の女王の貫録十分ですね。