【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

春に一番近い季節

2007-01-21 17:05:51 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   昨日は、うっかりしていましたが、
  “大寒” だったのですね。

   この所の暖冬で、
  それさえも失念する始末です。

   でも今朝の空は、写真で見る限り、
  いかにも大寒らしい? 
  灰色の空でしたが・・・。

   午前中こそ、太陽が顔を覗かせていましたが、
  午後になってからは、厚い雲に覆われて来ました。

   それでも、冬の寒さが一番厳しい今こそが、
  春に一番近い季節だということを聞いたことがあります。



   今日の珈琲タイムは、
  その灰色の空を吹き飛ばすような、
  マリンブルーの薔薇のカップに
  してみました。

   青色は、心を落ち着け、
  リラックスさせる癒やしの色と
  言われていますが、
  本当にその通りですね。

   ただそれだけのことですのに、
  今日のような灰色の空も、
  アン の言うように、
  真珠色の空だと思えて来るから
  不思議です。こんな心の持ち方って大事ですね。



   この吊り下げランプは、
  一応銅製です。

   いつかのランプも、同じ銅製なのですが、
  黒くて、いかにも古びています。

   磨けばこんな風になるのですが・・・。
  でも一方で、あの ランプ は、
  それでいいのだと、
  頑なに信じている私がいます。   

夢の薔薇水

2007-01-20 18:01:15 | ハーブと香り雑学
   今朝は、こんなほんのり
  桜色の空で明けました。

   その空は、アン なら
  「色彩の精というものがあるなら、
  こんな感じのものではないかしら・・・」
  
  と、 言ったことでしょう。

   でもその後、一面の灰色の空に・・・。
  その間、10分もなかったと思うのですが、
  春色の空から一気に厳冬の冬の空へ。

   今日は、このままの空かと、覚悟を決めましたら・・
  結構、いいお天気になりました。
  肌に当たる風は冷たいけれど、冬日和でした。



   今日は、そんな寒い冬の日に
  ピッタリの飲み物、
  『生姜湯』 にしてみました。

   私は毎朝、手作りの濃厚な?
  生姜湯を飲んでいますので、
  今更、市販のそれでもないのですが、
  偶にはこんな生姜だけのシンプルな
  物が、飲みたくなりました。

   それに、お湯だけ注げばいいので
  手軽です。幾分、甘味は強い気が
  しますが、美味です。

   思わず、“これぞ、日本の味” 
  ~なんて言ってしまいそうですが、
  あのアンの時代にさえあったのですから、
  そうでもないのですね。 (「マリラの生姜湯」

   ところで、山田憲太郎著 『香料』 に拠れば、
  北宋8代皇帝、徽宗(きそう) に献上された物の中に
  ペルシャ産の 『薔薇水』 があったとか。

   衣裳に注ぐと、馥郁ふくいくとした匂いは、
  数年経っても消えず、硝子瓶の中に納め、
  栓を蝋で密閉しても、その香気は
  瓶を徹して匂ったと言います。

   それは薔薇の花から抽出した微量の油分だけを集めたとも。
  数年経っても消えない香りなんて、そんな物があるのかと、
  信じられない思いですが、あったのでしょうね。

   もし、そうならば、薔薇のオイル、僅か1滴、1,000円も
  惜しくはない気がしますが、果たしてどうなのでしょうか・・・。  

黄昏のゆらめく灯り

2007-01-19 17:47:08 | ハーブと香り雑学
 
   暁の空 遠くの灯りは名神高速道路               30分後



   今日はこんな空で明けました。
  時折、太陽は顔を出すものの、
  いかにも冬空と言った感じになりました。

   そう言えば、暁の空に一際、
  大きな明けの明星が・・・。

   思わず身の引き締まる、
  暁の空の星は夜とは違った趣があります。








center>                     


 





   一頃、集めていた調味料入れに、
  ポプリを入れてみました。

   胡椒などが出て来る穴が、
  ポプリの香りを出すのに、丁度いいのです。

   お気に入りの葡萄の調味料入れに。
  右の硝子の器には林檎の皮を薄く剥いだものです。

   そして・・一時に比べると日没は大分、
  遅くなりました。こんな黄昏時・・・・・
 
   「まだ灯りはつけないでおきましょうよ・・・。」  
  アン気分も、いいかも知れません。

   




   「ええ、そうしましょう。
  暗闇を友としていると、ここは素晴らしいでしょう? 
  灯りをつけると、暗闇が敵になって、恨めしそうに、
  こちらを睨みつけるのよ。」


 後半の言葉は・・? ですが、
  黄昏のひと時、クリスマスでなくても、
  蝋燭のオレンジ色の光は心が和みます。

見つけた春

2007-01-18 17:22:59 | 旅気分・夢気分
   今日はこんなパステル調の空になりました。
  日の出からちょっと時間が経って
  しまったのですが、朝の空です。

   いいお天気でしたが、やはり先日の空と同様、
  絹のスカーフのような、もやに、
  薄らと覆われていました。

   今日も、冬と言うより、どちらかと言うと、
  春のような天気でした。それにしても暖かい!!

   先日、タンポポが例年より随分、
  早く咲いたとのニュースを耳に
  したと思いましたら・・・。

  我家の近くでも、本当に咲いていました。
 やはり今年は、暖冬なのですね。

   1月、それも寒中の中のタンポポなのですから。
  でも、やはりこんなタンポポは、どうしても
  春のイメージですね、心、わくわくです。






   写真のお店は、私の大好きなお店です。
  ご覧の通り、アンティークの
  ランプや壺が、所狭しと、
  陳列されています。

   一見、骨董品店と間違えそう
  ですが、そうではありません。

   選び抜かれた、見るからに
  重厚な商品が多く、使えば使う程、
  愛着が湧くような・・。
  そんな素敵な物ばかりです。

   今日は急いでいましたので、
  お店の中には入りませんでしたが、気持ち的にも時間的にも、
  余裕のある時でないと、よした方がいいのです。

   そんなことを思いながら・・それでも心をお店に残し、
  写真だけ撮って立ち去ったのでした。   

コーヒーの香り

2007-01-17 18:32:49 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   昨日夕方に降り出した雨は、暖かい空気を運んで来たのでしょうか、
  日中は寒かったのに、夜は、ストーブを消す時間もあった程でした。

   今日もその雨は残り、暖かい朝でした。
  それもお昼前には上がったのですが、相変わらず重い空です。

   それにしても・・もう12年前になってしまった、
  阪神大震災。あの日は、寒い朝でした。

   つい昨日の事のように思えるのに、
  日常生活では、ほとんど忘れている矛盾。

   この所の世界各地で起こっている災害をかんがみても、
  本気になって、対策を立てないといけませんね。

   そう言えば・・12年前の今頃の時間は、
  度重なる余震に襲われていたのでした。

   でも、あの恐怖さえも忘れるなんて、人間は何て、いい加減なのでしょう。
  だからこそ、生きて行けるのかも知れませんが・・・。



   今日のコーヒータイムは、
  萩焼のカップで。

   これまで、なぜか九谷焼が
  多かったと思うのですが、
  一番好きなのは萩焼です。

   このカップは良くある
  定番の物ですが、お皿の形が
  面白いので、購入しました。

   素朴でありながら、上品な色合い、
  使えば使う程、お茶等が浸透して、
  カップの色が変わるというのも、茶人の遊び心が感じられます。

   ところで、私はコーヒーの香りが大好きです。
  いつもコーヒーの香りに包まれて暮らせたら、
  どんなに幸せだろう・・と思うのですが・・・。

   尤も、最近ではコーヒーのエッセンシャルオイルも、
  販売されるようになりましたが、何分、お高い・・・。

   薔薇と言い、バニラと言い、
  私の好きな香りは全てお高いのです。

   神戸空港では、いつもコーヒーの香りがしていると、
  新聞で読んだ記憶があります。
  何でも、UCC珈琲の提供だとか・・・。    

フルーツの甘い香り

2007-01-16 16:15:13 | ハーブと香り雑学
  


 




   昨日の3月上旬の気候から、
  今日はこんな寒空に逆戻りです。

   今は寒中なのですから寒いのは当然なのですが、
  いきなり春になったと思ったら、今度は冬になり・・

   この温度差は、結構身体に堪えます。
  アン風に言わせて貰ったら・・・

   “冬日和の日光の魔術に浸った日々が、
  数日続いたと思ったら、
  寒さが身に沁みる、厳寒の冬に入った・・”
  
  と、いう風になるのでしょうか。



   今日は、朝から千客万来。
  近所の友人が、「お裾分けよ!」 と、
  大きなグレープフルーツを持って来てくれました。

   その後、今度は新聞配達の
  お兄様が映画の券を・・。

   そう言えば、今年になって、
  まだ映画、観ていませんでした。

   早速、松竹映画、何をやっているか
  調べねば・・と、気合も入ります。



   フルーツは早速、皮を薄~く切って乾かします。
  今日は昨日頂いた、エッセンシャル・オイル、
  オレンジ・スウィートと共に甘酸っぱい
  フルーツの香りに包まれています。

   ただオレンジ・スウィートは、
  いい香りなのですが、
  香りが飛びやすいのが難点ですね。

   その点、レモングラスは、香りが長持ち
  するので経済的かな・・と、思っています。

   そうそう、ラベンダー・フランス、
  ブルガリアに比べると、あっさりした香りでした。
  私には、ちょっぴり物足りないかも知れません。

薔薇色の冬の午後

2007-01-15 16:41:41 | ハーブと香り雑学
   昨日の冬日和は、風が冷たかったのですが、
  今日は春のように暖かい天気になりました。

   雲も見事にありません。
  尤も青い空に(北の空) ス~ッと刷毛で描いたような
  飛行機雲はありましたが・・・。(写真は東の空)

   ところで待ち望んでいた、
  エッセンシャルオイルが、やっと届きました。







 


 


   
   封を開けると、ほんのりラベンダーのいい香り・・。
  今日の天気のように、この香りも人の心を
  ホッと優しくする・・そんな気がします。

   今回はラベンダーとティーツリーのみの買い物です。
  その代わりラベンダーは、ドカンと105ml。

   毎日使いますので、これ位ないと不安なのです。
  これだと、お風呂などにも遠慮なく使えます。

   ラベンダーにも色々種類がありますが、
  今回はラベンダー・フレンチにしてみました。

   (因みに前回はラベンダー・ブルガリア) 
  今回の方が、もっと甘い香りのようです。

   ラベンダー・フレンチには、
  グリーンなカンファー系の強い香りがする物と、
  スウィート系がありますが、私が買ったのは、
  スウィート系の方です。

   もう一つのティーツリーは、
  丁度今の冬の季節に、ぴったりのオイルですね。

   風邪には抜群の効果を発揮します。
  鼻にツンと来る香りで、気分を爽やかにします。

   これだけでもいいのですが、
  私はラベンダーとブレンドして使っています。

   そうそう、小ボトル2本とお茶は、サービスでした。
  オイルがユーカリとオレンジ・スウィート、
  お茶は、桜紅茶となっています。

   こんな紅茶があるのですね。
  どんな味のお茶なのか、今から楽しみです。

甘い誘惑

2007-01-14 18:15:25 | 趣味の器(壺)~その他
   今日はこんな冬らしい空で明けました。
  一言で “冬らしい” と片付けていますが、
  こんな朝はベッドから出るのも一苦労です。

   それでも仕方なく起き、冷たい水で思い切り
  顔を洗うと、爪が痛いような水の冷たさ。

   この爪が痛いことを古人は「爪痛し」 と表現し、
  それが変化して 「冷たし」 となったとか
  ならないとか・・。面白いですね。








 



   年末にお餅を下さった近所の方が、
  今日はぜんざいを作ったからと、お鍋一杯、持って来て下さいました。

   ぜんざいって、今日のような寒い日に、ぴったりの食べ物ですね。
  身体も程好く温まり、とても美味でした。

   ただ・・お正月以来のダイエットも未だ叶わぬと言いますのに、
  調子に乗って2杯も頂いてしまいました。(まだまだ沢山、残っています)
  でも、そのことはぜんざいの小豆効果に、目を瞑るとしましょう・・。

   小豆には、ポリフェノールやサポニン、
  鉄分などの栄養素が含まれています。

   ポリフェノールは赤ワインより多いそうですし、
  食物繊維も、豊富に含まれているとか。

   健康効果としては抗酸化作用、コレステロール低下、
  血液サラサラ、むくみ解消等など・・。

   そして小豆の赤い色は、古代から
  魔除けと病気除けと信じられて来たそうです。
  地方によっては、1月15日にお赤飯を頂く習慣もあるそうです。

   そうそう、濃いお茶は、
  アフリカつばき茶とドクダミ(自家製)のブレンドです。

   そして、右のコップの肌色に見える部分、
  本当は金色なのですが・・・。

   金色と言えば、言わずと知れた? 九谷焼です。
  九谷焼のこんな土物の器、大好きです。  

赤い月

2007-01-13 15:58:57 | 『カフェ「薔薇の詩(ポエム)」』編
   連日の冬日和が続いています。
  それにしても昨夜、寝る前に見た月は、何と赤い月!。

   一昨日の夜、見逃した下弦の月だった筈なのですが・・・。
  それはちょっぴり異様な赤味を帯びた月でした。(東の空)

   そして、今朝は南の空に・・・。
  普通の色で安心したのですが、今度は明けの明星と至近距離。

   月と星が近いのは、あまり良くないという話を
  以前、聞いたことがあります。

   それに今年の干支、亥年は天変地異が多いとか。
  そう言えば、阪神大震災は丁度12年前の亥年だったのですね。

   ~なんて。今日の私は、レベッカ・デュー の 
  従妹 アーネスティン みたいに、心配ばかりですね。
  このアーネスティンは、アン が

 




   “あまり人の気持ちを引き立てる人物ではなく、
  自分の事ばかりか、絶えず人のことまで心配し、
  自分をも人をも、安心させておかない
  不幸な人種の1人であった”
   

   と、評する人物です。そして、こんな風にも・・・。

 



   「従妹、アーネスティン程、ひどいビューグル病ではなくても、
  明日はどんなことになるか知れないからと言って、
  今日を楽しむ事を恐れる、
  興ざめのするビューグル族が、
  何と沢山いる事でしょう?」
とも・・。









 



   

   ガラッと気分を変えて。
  今日のコーヒータイムは、信楽焼のカップで一息です。

   最近は、ちょっと御無沙汰気味ですが、
  信楽には以前、よく行っていました。

   行くのは車。
  そこはメーンの通りに沢山のお店が
  連なっていて、時間を忘れます。

   唐津や伊万里ではお店を探すのに、
  苦労しましたが・・・。

   このコーヒーカップは、いかにも信楽焼らしい
  素朴な物なのですが、少々、小さめなのが難点です。

   でも、こんな土物の器は心なしか、
  コーヒーもまろやかな味のような気がしてなりません。 

心の花

2007-01-12 16:35:36 | 香る庭の花綴り
   昨夜は、しんと静まり返った夜空に、
  星が煌いていました。    

   冬の凛とした空気の中のそれは、
  身の引き締まる思いがします。

   ただ星は見たのですが、
  折角の 『下弦の月』 は、見ませんでした。
  と言うより・・

   私の視界にはありませんでしたから、その時は、
  お月様の事は、完全に忘れていたのです。







 


 



   

   今日も穏やかな冬日和になりました。
  遠くにちょっと霞がかかっているようで、
  窓越しに見る外の景色は、一見すると春のようでもありました。   

   “空は、絹のスカーフのようなもやに、
  かすかに覆われていた・・・”
   
  のです。








 
【ペチュニア】

  


 




   

   去年の春からのペチュニア、
  今年は花を付けたまま冬を越しそうです。

   ラベンダーも同様で、こんな事は初めてです。
  この冬が、いかに暖かいかが分かります。

   アン に、

   「紫水晶は、おとなしいすみれたちの魂だと思わない?」 

   と、言わしめた紫色の菫も、
  可愛らしく健気に咲いています。

   “花の咲かない冬の日は、
  心に花を咲かせましょう”
 
  と 言うのがありましたが、
  冬の日でも、しっかり咲いている花を見て、
  嬉しいけれど、ちょっぴり複雑です。