早朝からお隣の施設の大きな切妻屋根にカラスが群れを成してやって来ます。
カラスたちは、毎朝7時ごろに集まり、
数分間なにかしらの交流を行った後、
屋根をツツツーと滑り降りて順番に飛び立って行きます。
その愛嬌たっぷりのおどけた姿が可愛くもあり…と、
最近、カラスを身近に感じているらしいエセ・カラス研究家の夫が、
カラスの関連本を読み漁り、得意そうに語るのは、
謎めいたカラスの生態…。
それによれば…
その1、群れるカラスはチョンガー
群れを成すカラスはみんな独身で、ツガイになると2羽だけで暮らすのだそう…
その2、カラスが黒いワケ
天敵であるフクロウから身を守るため?
夜行性のフクロウ…に真っ黒だと見つかりにくいから?
その3、童謡「七つの子」はウソ
カラスは10個くらい卵を産むが孵化する確率は低くて、ヒナは通常2~3羽。
7羽も巣にいるワケがない。
その4、大都市で暮らすカラスは、もしかして東京だけ?
そう言えば新宿歌舞伎町でも、生ゴミ漁ってる姿をよく見かけるけれど
外国の大都市では見かけない?
…なのだとか。
以前、夏の暑い日に、公園の水飲み場で、
蛇口にクチバシをつけて美味しそうに水を飲んでいたカラスを見て、
そのアタマの良さにビックリした事がありましたが、
夫に言わせると、カラスの生態は、調べれば調べるほどハマるらしく、とにかく面白いらしいのです。
その夫が先日、市内のギャラリーで開催中の展覧会に行った際、
女流作家の河野里枝さんと談笑中に
カラスの話をして多いに盛り上がったらしいのですが、
まさか「カラスの絵を描いてください」なんて言ってないでしょうね…。(~_~;)