見始めてすぐに
ゴルフの映画だとわかって
( やめようかな…)
と思ってはみたけど、
なんとなく面白くなって最後まで観てしまいました。
そういえば、
米大統領と安倍総理のゴルフ外交が話題になったのは、
先月の中旬の事でしたね…。
映画は、ロバート・レッドフォードの監督作品です。
ジャック・レモン扮するゴルフ好きの老人の回想シーンから始まり、
また現実の世界に戻って終わりますが、
ラストシーンは、
天国?かと思うほど美しい夕暮れの景色で、
そこが、
ジャック・レモンにとっても最後の出演映画だったと思うと、
…泣けてきます。(T ^ T)
どこからともなくやって来た不思議なキャディ、バガー・ヴァンズ役はウィル・スミス、
彼のアドバイスを受けながら、
12年ぶりにゴルフ大会に出場することになる戦争で心に傷を負った退役軍人をマット・デイモンが演じています。
この2人のコンビだけでも興味を引くキャスティングですが
ジャック・レモンの子供時代を演じた子役の存在感が際立っています。
やたら大人びて、ちっとも可愛くないところが、
普通の少年っぽくって好いのです。(^^;;
鄙びた町に活気を取り戻し、破産寸前のゴルフ倶楽部を救うために
元恋人の女性オーナーが仕掛けた試合に出場することになったマット・デイモン扮するジュナは、
戦地に行く前は将来有望な若き天才ゴルファーだったのですが、
戦地で多くの部下を死なせてしまい、
良心の呵責からか、グータラな毎日を過ごしてます。
町の人たちから担がれて久々に試合に出場したものの、
有名選手2人を相手に悪戦苦闘…
美しいコースでの試合シーンが、この映画の見どころですが、
ゴルフのルールを知らない私でも愉しめたのは、
きっと窮地に立たされた時に、
どう切り抜けるか…
ウィル・スミス扮するキャディー、
“バガー・ヴァンズの言葉”が
苦境を切る抜けるためのヒントとなる…
そんなシーンが随所に描かれているからです。
ゴルフの試合って、
そのコースは山あり谷あり…
まさに人生そのものなのですね。
少しだけですが、ゴルフの専門用語、スコアやルールがわかりました。
映画自体の評価は、それほど高くないようですが
私のようなゴルフ素人でも愉しめたので
☆4つです。
しみずゆみ