心を整えて
背筋を伸ばし
ゆったりとした気持ちで
丁寧に言葉と向き合いました。
演目と曲解説のナレーションを担当して
何年になりますか…
たぶん10年以上になるかと思います。
邦楽のナレーションは、
声を張らずに、落ち着いた中音域を使いますが、
曲想によって、
読みを変えることが要求されます。
華やかな曲の場合と
静かな曲の場合とでは、当然、ナレーションも変わりますし
舞踊の始まる前のナレーションでは
踊りの世界観を邪魔しないようなナレーションを入れるように心がけています。
そんな時に、
亡き母の姿を思い浮かべるのはいつものことで、
昨日の演目の中に
母が演じたことのある「清元・旅奴」がありました。
母の遺品のビデオをDVDにする際に、
たまたま、見つけたのですが、
リハーサルの舞台稽古をビデオに収めていたらしく
そのコミカルな所作に、思わず
( 母にピッタリだなぁ…)
と感心したものです。
舞台の袖で、
「旅奴」を観ながら、
母のことを思い出し、胸が熱くなりました。
心を癒され
耳も癒され
穏やかな気持ちで過ごせた1日でした。
背筋を伸ばし
ゆったりとした気持ちで
丁寧に言葉と向き合いました。
演目と曲解説のナレーションを担当して
何年になりますか…
たぶん10年以上になるかと思います。
邦楽のナレーションは、
声を張らずに、落ち着いた中音域を使いますが、
曲想によって、
読みを変えることが要求されます。
華やかな曲の場合と
静かな曲の場合とでは、当然、ナレーションも変わりますし
舞踊の始まる前のナレーションでは
踊りの世界観を邪魔しないようなナレーションを入れるように心がけています。
そんな時に、
亡き母の姿を思い浮かべるのはいつものことで、
昨日の演目の中に
母が演じたことのある「清元・旅奴」がありました。
母の遺品のビデオをDVDにする際に、
たまたま、見つけたのですが、
リハーサルの舞台稽古をビデオに収めていたらしく
そのコミカルな所作に、思わず
( 母にピッタリだなぁ…)
と感心したものです。
舞台の袖で、
「旅奴」を観ながら、
母のことを思い出し、胸が熱くなりました。
心を癒され
耳も癒され
穏やかな気持ちで過ごせた1日でした。