声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

新しい日常

2020-06-01 13:58:00 | Diary
今日から6月、
我が家の庭ではバラが最盛期を迎えている。

オレンジのバラはビブレバカンス。

“バンザイ!休暇”という意味らしい…。

私にとって自粛生活の終わりは、休暇の終わりだ。

とは言え、

以前の日常に戻ることはないだろう…

周りでも色々な変化が始まっている。


昨日は、島根の従姉から電話があり、

90過ぎて認知症を患っていた連れ合いが施設に入所したとのこと。

70代後半の従姉が、ここ数年ひとりで介護していたのを知っている私は、

実のところ、それを聞いてホッとした。

一時期、オムツ替えで夜も眠れず体調不良を訴えていたが、

ようやく、これで少しは眠れるようになるだろう…。


もう1つの変化は、

広島にいる実妹が仕事を辞めたことだ…。

20年以上、介護の仕事をしていて
自分でも仕事が大好きだ、と言っていたが

本人いわく

「精神的にも体力的にも限界だった…」

のだそう。

常に人が足りない施設の現場で

多い日は、20人以上のお年寄りをお風呂に入れていたという妹の肩や腰には、

何枚ものシップ薬が貼られていたのを知っている。


以前から

「無理しちゃダメだよ」

と言ってはいたが、

それでも

「利用者さんが待ってるから」

と言って休まずに続けていた。

そんな妹にとって天職のような介護の仕事を辞めたという。

「私ね、お年寄りをもう抱えられんようになったんよ」

情けなさそうに呟いた妹に、

2人の甥っ子たちや、別の施設で働く義弟が

「もう、いいよ。もう、のんびりしんさい」

と言ったという…。


「大勢の人が、辞めんでくださいと言ってくれてね、社長と専務が駐車場まで泣きながら見送ってくれたんよ」

…惜しまれながら去ったらしい。


それを聞いて、

「よかったね!惜しまれるうちに辞めるのが花だよ」

と答えた私だが、

ふと自分はどうなんだ?

と考えた…。


人生には転機というのが必ずくるものだが

それが、今回のようにコロナの影響というのは悔しい。

悔いを残さないためにも今はとりあえず

やれる事をやるしかない…。

そして、
先日、かかりつけの歯医者で宣言してきたように

入れ歯になったら引退するのだ。

(ちと遅いか?)

“立つ鳥跡を濁さず”

(ー ー;)



しかし、

昨日、Halの散歩中に見かけたキジはあっぱれだ!

私も、あんな風にカッコよく飛び立ちたいものだ。












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