声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

新年の音楽

2022-01-01 22:19:09 | 音楽
うっかり一部を見逃し、
二部から聴き始めたウィーンフィルのニューイヤーコンサート。

今年は2年ぶりの有観客で
ウィーン楽友協会のホールには例年通り着飾った聴衆が集っていたが、

やはり以前と違うのは、
入場者にマスク着用を義務化している点かな。

演奏シーンだけ観ているとコロナ禍である事を忘れてしまいそうだが、

オーストリアも1日の新規感染者が2000人を超えている現状を思えば、

座席間隔を空けず観客を入れているのは、ずいぶんと思い切ったやり方だ。

新年はウィズコロナで…という事なのだろうか。


バレンボイム&ウィーンフィルの《美しき青きドナウ》は言うまでもないが、

第二部の演奏で一番印象に残ったのが、
初めて演奏されたツィーラーの《ワルツ・夜遊び》だった。

演奏途中で、
鼻歌?と口笛を楽員たちが演奏するのだが、コレがまたリラックスした雰囲気で、
まさに夜遊びの情景を彷彿とさせる…

聴衆の前で生で演奏し、音楽を共有できる悦びを象徴するかのような…

ブラボーを叫ぶたくなるような、そんな素晴らしい演奏だった。

ラストのお決まり、《ラデツキー》では、
思わず聴衆と一緒に手拍子をした。

電波を媒介していてもLIVEの良さはここにある…(と思っている)

つくづく
音楽っていいなぁ…と思う。

遠く離れたウィーンの豪華な音楽ホールと、
こんな鄙びた田舎の一軒家が繋がった瞬間だった。

国立バレー団の踊りや、
馬術学校の白馬たちのリズミカルな演技に惹きつけられ、
映像的にも十分楽しめるのは、いつものことだけれど、

何より、コロナで仕事が減ったとインタビューで答えていた中谷美紀さんのご主人、ビオラのフェヒナーさんもお元気そうで、
後半では、しっかりアップで映っていた。

(^◇^;)

新年早々、よい音楽を聴かせてもらった。

今年は何か良いことがありそうな予感。


本年も、どうぞよろしくお願いします。













  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする