声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

下田港での音楽会

2023-10-08 19:16:00 | 音楽
正午から始まったコンサートが
終わったのは午後3時半。

歌い手は私を入れて7名、全39曲を入れ替わり立ち替わり、

まるでリレーをしているかのように、
歌で繋ぐ…というコンサートだった。

多少の番狂せはあったものの、何とか無事に終えることができた。

やはり下田のお客さんは温かい。

長丁場にも関わらず、誰ひとり立ち上がって出て行く人もいない。

おかげで気持ちよく歌わせてもらう事ができた。


インターバルの時間に舞台の袖で出番を待っていると指揮のTさんが近づいてきて、

「いつも思うんだけどさぁ、1番堂々としてるよね!」

と私に声をかけた。

( ん?コレは褒め言葉だと思って良いのだろうか?
それともステージ慣れしていて、態度がデカい、ということを暗に言っているのだろうか?)

その両方にも受け取れる言葉だ。


思えば、
私のステージキャリアは、かれこれ40年…

場数だけは踏んでいるのだ。

足が震えるほど緊張していたって、
自信ありげに演出する術が自然に身についているのかも知れない。


とりあえず、今年の下田での音楽会は終わった。


で、次なる目標だが、

来月は、とてつもなく《場違いな場》に出て歌う…。

夫から、
「チャレンジしてみたら?」

と言われ、


(そうは言っても、まずムリだろうなぁ...)

と思って試しに送ったデモ音源の審査に合格した。

誰でも知ってる著名な歌手も輩出した由緒正しきコンクールである。


合格通知が届いてからの数日は、喜ぶどころか大いに悩んだ。

デモ音源は、自分でGarageBandでカラオケ作って、そこに歌を入れて送ったものだが、

本番では、
公式伴奏者のピアノで歌う…

そうなると、伴奏譜が必要だ。

耳コピでカラオケをテキトーに作ってるため、コードは何となくわかるが、

それをピアノ譜にするとなると、

(こんな稚拙な伴奏譜じゃ、伴奏者の方に失礼じゃないかなぁ…)

そんな不安がつきまとう。

まぁ、
いずれにせよ、笑われる事は間違いない。

あぁ、
大それた事をしたものだ。
(−_−;)















  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする