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タイトルに惹かれて観はじめた。
ネタバレはNGなので書かないが、
私のように愛犬と一緒に生活していると、
本当によくわかるのだ…この映画の中の犬たちの気持ちが。
そして彼らのことを理解しようとすればするほど、言葉は要らないという事も。
我が家の場合も、最近はM嬢が何を要求してるか、
ほぼ目や表情だけで感じ取れるようになってきている。
今朝も敷地内を散歩中、いきなり立ち止まり私の顔をジッと覗き込んだかと思うと、
いきなりプッツン…
草刈りしたばかりの狭い空き地を、リードの届くギリギリの範囲で円を描くように全力疾走…
そして、それが終わるとハーハー言いながら私のそばに身体を擦り寄せてきて、
(ごめんね!怒ってない?)
とでも言わんばかり、上目使いの目で見つめる…
M嬢に引っ張られて怪我をした昨年の秋以来、私との散歩では滅多に走らくなったが、
今朝は涼風のせいか、
溜まったストレスを発散させたくなったのだろう。
犬は自分を信頼している人間を裏切らない。
だけど、この映画《ドッグマン》の場合、それはそれで問題だ。
何だろうね、このモヤモヤは…
(−_−;)
主演俳優は、どことなく元SMAPのメンバーの1人に似ている…
ところどころで流れる音楽も馴染みのある曲ばかり…
『群衆』は誰の吹替だろう…、
主演俳優が歌っているとは思えないけれど。
とにかく、観終わった後で不思議な余韻の残る映画だ。
昨日、
郷里の従姉から愛犬が病気になったと電話してきた。
11歳のミックス犬で、
当初は耳に腫瘍ができて手術するとは聞いていたが、
その腫瘍が癌だったらしく、話をするうちに涙声に変わった。
犬も長生きすれば人間と同じで病気に罹りやすくなる…
つれあいを亡くした高齢の従姉にとって唯一の支えが愛犬であるだけに、気持ちはわかる。
この前までは、
「犬と私とどっちが先に逝くか…」
と冗談で言っていたが、
それも冗談ではなくなった。
犬にとって幸せなのは、飼い主が最期を看取ってくれる事だ。
Halを看取って、そう確信した。
逆だと、犬は路頭に迷う。
従姉の愛犬が長生きして、
従姉が元気でいてくれる事を祈りたい。
映画《ドッグマン》は、
星4つかな。