来週木曜、
都内で開かれるコンクールに出場する予定なのに、
ここ数日は、仕事に追われ練習ができていない。
気持ちよく歌うことを目標にしているのに
疲れからか声はガラガラだし、
目の前の仕事の〆切がコンクール前日というタイミングの悪さ。
やっぱり私は「持って』いない。
(−_−;)
シャンソンはポピュラーソングの中でも最も表現力が求められるジャンルでもある。
そもそも、振り返ってみると自衛官時代に歌っていた『サントワマミー』も『恋心』も『愛の讃歌』も
吹奏楽をバックに私が歌うと、
シャンソンとは程遠いものになった…
そのせいか、長い間チャレンジしようとも思わなかったが、
この歳になってようやく語りたくなった。
歌いあげる曲とは違って、
さりげなく表現できる曲を選んだ。
歌詞をもう一度見直したが、
心情描写が巧みな詞がついている…
戦場で戦っている兵士が帰ってくるのを待っている妻や恋人の思いを詞にした曲だ。
日本では、
最近の朝ドラでモデルにもなっている淡谷のり子さんが歌ったらしい。
表現するには当然、日本語のほうがいいのだが、
もう間に合わない。
訳詞で歌うことを推奨されているコンクールで
原語で歌う人は、たぶん少ない。
私が音源審査に合格できたのは、
たぶん演出上の意図があるに違いないと思っている。
40人が前半と後半に分けて出場するコンクールでは、聞く方も疲れる。
審査員は大変だろう…
私は最後から6番目だから、
もういい加減、耳が疲れてくる頃だ。
そこで、
審査員の方々や聴衆の皆さまに、耳を休めて貰おう…
という事だと思う。
料理で言えば『箸休め』である。
箸休めには箸休めの役割がある。
「箸休め」は、他の料理を邪魔してはいけないのだ。
目立たずに、さりげなく、次の料理を引き立てなくてはいけない。
美味しい料理を引き立てる箸休めの役目を無事に担えるだろうか…
ステージで緊張して転んだりしたらどうしよう…
まぁ、それはそれで笑って貰えばいいわけだが…
(^^;;
だんだん心配になってきた。