2階の窓を開けてベランダに出ると、
すぐ目の前の樹がすでに炎に覆われていた…
(どうしよう、飛び降りようか)
私はリュックを肩に背負って、どうしようかと躊躇していた…
昨夜の夢だ。
昨夜は、《関東大震災から100年》関連のTV特番を2本みた。
火災旋風の実験を見ながら、
我が家のような古い木造家屋はひとたまりもないだろう…
と考えた。
いつ起こるかわからない大地震に備えよ…
と言われて何年になるだろう。
1年後かもしれない、いや明日かもしれない…
そう思いながら暮らすことに慣れてしまって、だんだんと防災意識が薄れてきていた矢先、
昨夜の特番をみた。
関東大震災が100年前…
阪神・淡路大震災が28年前、
新潟中越地震が19年前、
東日本大震災が12年前、
熊本地震が7年前、
どんどん周期が短くなってきている…
昨夜の夢も、
何かの予言だ。
『備えよ』と言っているのだ。
すぐ目の前で火災が起きていても悪夢だと思わなかったのは、
たぶん、そういうことだ。
水、食料、ドッグフード…備蓄を再確認しよう。
今朝は月がよく見えた。