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布団の上で寝ていたM嬢が
朝4時になるとゴソゴソと布団の中に潜り込んできて、
私の左膝の辺りにピタッと身体をくっ付けて丸まった…
ジンワリと伝わる体温の高さといい、
たっぷり付いた筋肉の厚みといい、
28kgの巨体の存在感たるや、相当なもので、
時に私のほうが布団の隅に追いやられる事もあるが、
この幸せ感は他のものでは得られない…
癒しの時間である。
この幸せが、ずっと続けばいいのだけれど
そんなワケにはいかないのが世の常、
それを分かりすぎるくらい分かっているのは、
それなりの経験を重ねた年齢のせいなのだろう。
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昨日は、来月4日の定期演奏会への出演依頼を受けて、
和光市駅から練習会場まで歩いた。
この道を歩くのは何度目だろう…
歩きながら若かりし頃の事を思い出していた。
和光市と朝霞市と練馬区大泉学園町に跨る広大な国の施設で数ヶ月を過ごした。
春祭りでは、ここにある音楽隊とも共演した…
右も左も、組織そのもの自体も全く知らずに入隊して、ずいぶんとアタマを打った。
精神的にも辛い時期だったが、
間違いなく言えるのは、あの経験があったから今の自分が存在しているという事だ。
ここに来ると毎度のことながら自分の原点を振り返る…
そして、つくづく
(こういう時間は、とても大事だ)
…そう思うのだ。
昨日も帰り際に、
私が退職するのと入れ替えに音楽隊隊長として赴任してきたサトウさんが、
「ヒダさんが亡くなったってねぇ…」と声をかけてきた。
共通の知人も多い。
「血圧が心配なんだよ」
と言いながらも、
「女房が亡くなってから、マンションに独りでいると誰とも話さない日があるからねぇ…ここに来ると皆んなと会えるからねぇ…」
と笑っていた。
「もうすぐ曽孫が生まれるので、それだけが楽しみだなぁ」
そう言いながら帰って行った。
確か一昨年90だと言っていたので、
今は92歳?
吹奏楽の演奏は、疲れも尋常ではないと思うが
肌のハリやツヤは、とても90代には見えない。
そういえばフルートのHさんも、そろそろ還暦だと言っていたが、
どう見ても40代?
いや、ぱっと見は30代半ばにしか見えない。
彼女は現役時代、ミス◯◯と言われたほどの美人だが、
今も変わらず美しく、シワもほとんどない。
フルート奏者は口輪筋が鍛えられているからかな?
ずらっと見渡してみると、プレイヤーの皆さまは実年齢よりも若々しい人が多い…
演奏活動を続けることが若さを維持する事に役立っているのは間違いなさそうだ。
私も、シニアの域に入って久しいが、
やれ腰が痛いだの疲れやすいだのブツブツ言わずに、
なるべく演奏活動を長く続けたいものだ。
そんな私めが、
司会と歌で出演する演奏会のご案内です!
スーパーシニア音楽団《楽悠》定期演奏会が、
5月4日、午後2時
埼玉県朝霞市の【ゆめぱれす】で開催されます。
入場は無料です。
ゴールデンウィークの午後のひとと時をパワフルな吹奏楽の響でご一緒しませんか?
お時間のある方、ぜひご友人ご家族お誘い合わせの上、お越しください!
※来年2025年のスーパーシニア音楽団楽悠のPR動画を貼り付けておきます。
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