最近、登山にハマっている広島の妹から送ってきた。
自分で石にペイントして作ったらしい…
ちょっとビックリした。
もともと器用な子だったけれど…
こんなに絵が上手かったんだ。
改めて、
姉である私は妹のことを、よく知らなかったのだと思った。
その昔、
私たちの父母は、
山の遭難事故のニュースを見るたびに
「なんでわざわざ、危ない所に行くんかねぇ」
と、言うような人達で、
子どもの頃の私たち姉妹も、
山とは危険な場所なのだという認識しかなかった。
それが間違っていたかもしれないと思ったのは、ずっと後で、
私の場合は、
多くの登山愛好家が口にする山の素晴らしさを見聞きしてからだが、
正直言って、
妹と登山と言うのが、どうしても結びつかない。
妹が登山にハマったのは、
フィットネス仲間の誘いがきっかけらしいが、
気になっていた血圧も安定してきたと言っていたし、
今は、山に登るのが楽しくて仕方ないらしい。
ワロックと言うものが何なのかも知らなかった私は、
《旅する石》の存在を妹から聞き
その楽しみを知っている妹が羨ましくなった。
コロナ禍に長年勤めた介護の仕事を辞めて以来、
家でジッとしているのが苦手な子だからどうなるんだろう…と心配していたが、
新たな楽しみを見つけられて良かった。
さてと、
私も妹に負けてはいられない…。