声の仕事とスローライフ

ただ今、仕事と趣味との半スローライフ実践中。遠方の知人友人への近況報告と、忘れっぽい自分のためのWeb忘備録です。

セブンティウイザン

2021-04-04 13:40:00 | 映画・ドラマ・読書
先月中旬から土日返上でやってきた在宅の仕事がようやく一段落した。

次の受注までに10日間のインターバルはあるが、来週からは出張セミナーも始まる。

黙々と独りで日々こなす仕事と
人前で話す仕事とのギャップは大きい、

アタマの切り替えが難しい時期だ。

昨夜は早めに布団に入ってはみたが、目も耳も疲れているのに何故か眠れない…


気分転換でもするか…

そう思った時に
NHKプラスで見つけたのが、

《セブンティウイザン》

というドラマだった。


65歳で定年退職を迎えた、くたびれた夫役の小日向文世さんと

70歳で妊娠する元気な妻役の竹下景子さんが好演している。

コミカルで自然に声を出して笑えるシーンと、
深刻で悩ましいシーンとが交互に出てくる。

マンガチックなドラマではあるが、

原作が漫画なだけで、
このドラマは、けっこう奥が深い…。


現実の世界では、
今のところ70歳で自然妊娠した例はないらしいが、

調べてみると世界では66歳、日本での記録は60歳だそうな…。

卵子を冷凍保存し体外受精させて子宮に戻す方法らしいから、

やはり自然妊娠では無理という事だろう。

ドラマの中で親戚や友人が産むのを反対するのも理解できない訳ではない。

常識的に考えれば母体も胎児も双方にリスクがありすぎるのだ。


それに昔は、

《恥かきっこ》と言って世間には高齢出産を隠したものだ。

桃太郎の物語だって、

高齢出産をごまかすために桃から生まれた事にしたらしい…

と何かで読んだ。

お爺さんとお婆さんが世間の目を気にした結果、説明のつかない不思議なストーリーが生まれたのだ。


ドラマの中でも

「子が20歳の時に親がどうなっているか、考えろ」

問われ悩むシーンがある。

確かに手放しでは喜べない。

「案ずるより産むが易し」とはいうが、

そんなに簡単じゃない様々な問題をはらんでいるドラマなのだ。

これから、どうなるのかなぁ…。

産んでからが大変なのに…
ラストは、いったいどうなるんだろう。

…気になるドラマだ。

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