本来ならばベートーヴェン生誕250年を記念して大々的に開催されるはずのイベントが、
大阪城ホールにオケとソリスト、一部の合唱団を入れて
全国の一万人を超える合唱参加者とをオンラインで繋ぐという異例のスタイルになった…
そんな《一万人の第九》をTVで観た。
ミキサーのご苦労はさぞかし…と思いつつも、
オケと合唱のバランスの難しさは冒頭の場面から感じられた。
途中でソリストのボリュームを上げてみたり重低音スピーカーを繋いでみたりしたけれど、
TVのせいなのか、
ホルンなど中低音の管楽器の音が思いのほか小さくて、
音の厚みが伝わって来ない。
それ以上に合唱のボリュームが大きくて戸惑った。
出だしが多少ずれるのは仕方ないにしても…
音量に関しては、
一万人の声量をオケの音量に合わせて調整するのは至難の技なのかもしれない…
今回の企画で特に印象に残ったのは、
「この曲は、ベートーヴェンからの現代に生きる人間へのメッセージ…」と言う
指揮の佐渡裕さんの言葉だった。
TV画面に映し出される熱のこもった指揮に
つい、つられて
その昔、
大阪フィルハーモニー合唱団の一員としてステージに上った若き日の自分を思い出しながら歌ってしまった…
が、
しかし
声が出ない…
かつて難なく出ていたソプラノの高音域が出なくなってる…
普段使わない音域だから無理もないけれど
こんなに出なくなっていたとは…。
(゚o゚;;
コロナ禍でコンサートも無くなり、
歌う機会が減ったせいもある。
また少しずつ練習を再開しなくては…。
Halさんにウルサイと言われない程度に。
^^;