雨上がりの爽やかな朝だ…
4:30にM嬢の朝散歩から帰ってきた夫が、
2階から降りてきて
「あのさ、ユキがまたプレゼントを持ってきたよ」
と言う。
2階のベランダに居着いたノラ猫のユキが持ってくるのは大抵、小動物だ。
この手のモノを夫は絶対に片付けない。
処理はいつも私の役目だ。
なるべく見ないようにして火箸で掴んでポリ袋に入れるのだが、
今朝のは、眠ったようにカワイイ顔をした子ネズミの亡骸だった。
ユキは食べずに持ってきたらしい…
やはり夫が言うプレゼントなのだろうか?
これまでにも何度か
モグラだとか、ネズミを捕まえて持ってくることはあったが、
完全な形をしているのは少なかった…
なので、
コレは最大限のお礼だと受け取っていいのだろうか?
野生動物たちは食べ物を探すことに日々、必死だが、
少なくとも、我が家の敷地にやってくる動物たちは無闇に人間の領域を荒らしているわけではないらしい…
そう思う根拠は、いくつかあるが、
近所の竹林にやってくるイノシシにも、
何かしら気遣いのようなモノを感じるのだ。
昨日、先端の部分がニョッキリ見えていたタケノコは、案の定いつの間にやら掘られて無くなっていたが
人間に見つからないような時間を選んでひっそりとやってきて、
1、2本ずつ掘って食べていく…
ノラ猫のユキは、地域ネコとして面倒をみているので、
半分飼っているようなものだが、
それなりに、私たちやM嬢に気を遣ってくれている。
プレゼントは、ありがた迷惑ではあるが…
(−_−;)
狭い場所で共存するために、どうすればよいのかを、
本能的に知っているのかもしれない。
最近のM嬢はドッグランでお局さま化しているようだ…
↓