最近の楽しみは、専ら音楽を聴くことだ。
夕食後に、
昼間の喧騒や煩わしい仕事のことを忘れ
テレビを消して、
じっくり音楽に耳を傾けていると、
リビングの木の壁や、
天井の梁にまで音が当たって
それが跳ね返り空気の振動となって立体的に伝わって来る。
ライブハウスにいるような錯覚さえ感じる。
ウィントン・マルサリスの柔らかいトランペットの音が部屋中に響き渡る。
夫いわく
「オマエ、よく聴いていたよな」
と。
まだ、関西にいる頃に私が買ってきたレコードだが、
このアルバムを聴いた後で、
ベーシストとして参加しているロン・カーターのライブに行った事があった。
ジャズ通から言わせれば少々偏っているかも知れないが、
私がウィントン・マルサリスとロン・カーターが好きな理由は、
もともとはクラシックからスタートしたアーティストたちだからなのかも知れない。
それは、
Halも同様らしく洗練された柔らかい音は愛犬の耳にも心地よいようだ。
今夜も2人と1匹で
JAZZを聴きながら夜長を過ごしている…
至福の時間。