気になるヴォイストレーナーさんがいたので 特別にエクササイズを見せていただくことになりました。 デモと踊りすぎたのとで ひざのぐあいがよくなくて遠回りの鈍行で 参宮橋は遠かった。3時間かかって着いたときにはもうだれもいません。夏休みのため 高校生でごったかえしておりました。 なつかしのカフェ FRIENDで昼食 研究セミナーの頃は喫煙コーナーがあったのに隔世の感があります。個人的にはかくも激しき煙草へのバッシングはWHOの陰謀だと思っております。人体に激しく有害なワクチンをあのようにひろめる WHOが世界の人民の健康をさほど考えるとは思えませんもの。
午後は朗読のクラスがあるというので挨拶にうかがったところ 受講者は青年一人で ついでに朗読させられました。青年の声はすばらしかったです。深みのある倍音成分たっぷりの声でした。地の文は淡々と...せりふは立てて 8.9人のせりふを明確に語り分けられるのです。すこし気になることがあり 共鳴区はどこまでつかっているのか 尋ねたところ 口腔内だけという答えでした。気持ちを切り替えるのではなく 口腔をひろげる 口をゆがめる など機械的に声をかえるのです。
けれども技術的にたいへん高度なので ほとんど違和感はありません。なかでも小泉八雲の 漁師が難破して仲間の幽霊に助けられるという紙芝居は圧巻でした。波の音 叫び声 呼吸がしっかりしているので間髪を入れずアタック音が出る 地の文はまったく揺るぎません。じつによくコントロールされています。.....ところが三作目であきてしまったのです。いくら上手くても みな同じテンション 緩急も間も考慮されず....これらは本来自然にでてくるものですね。......うまいのだけど精巧なつくりもの...のように感じました。.....しかし 声はすばらしかった、もったいないなぁ.... ヴォイストレーニングは受けてみたいと思いましたが 遠いのと高額の入会金で二の足を踏んでいます。