音楽の喜び フルートとともに

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近代フレンチコンポーザー

2011-02-07 20:59:41 | 音楽

今日は、朝ピアノのSさんと合わせ。

曲は、サンカンのソナチネ、ディティーユのソナチネ、ゴーベールのファンタジー。
これらは、そうとう久しぶり。
それから、ボザのアグレスティド。

デティーユは1916年生まれ、1942年作曲。
サンカン1916年~2008年 1946年作曲。
ボザ1905年~1991年 1942年作曲。
ゴーベール1879年~1941年 1912年作曲。
全員パリ音楽院に学びました。ゴーベールは3人の教授世代です。

変拍子、転調、半音階、独自の調。など、彼らが、新しい手法をそれぞれのやり方で美に変える。混沌の中から、独特の法則を編み出していったことがわかります。

秩序が全くないと、音楽とは言えない、手にした表現の自由の美しさを、表現するためには、それぞれのやり方で、その秩序をつかみ出し、生み出すことが必要なのです。
そして、みんなが理解できる美とならなければ、曲としては成り立たない。

難解な曲として葬られるか、新しい美として受けいれられるか?
そのギリギリの所をこの時代の人たちは挑戦していたような気がします。