いつもの里山
池も新緑が濃くなって来ました。
が1898年ローマで作曲したオペラです。
盲目の父に育てられたイリスが、享楽的なお金持ちの男大阪に騙され、女衒の京都(名前)に売り渡されます。
イチハツが咲いていました。
池も新緑が濃くなって来ました。
端午の節句に菖蒲を飾るのは剣に似ているせいだとか、勝負とのゴロ合わせとか…。
鎌倉時代、武家のお祭りだったのが一般的に男の節句になったのは江戸時代中期以降だそうです。
イチハツはアヤメの一種です。
アヤメは菖蒲の意味もあります。
学名はイリス。ギリシャ神話の虹の女神です。
オペラ「イリス」は、ピエトロ マスカーニ(1863-1945)イタリア公国リボォルノ生まれ、イタリア公国ローマ没
が1898年ローマで作曲したオペラです。
彼は「カヴァレリア・ルスティカーナ」の作者で27歳の時に歌劇コンクールで劇的な成功を博し、ペーザロのロッシーニ音楽院の院長となりました。
生前他のオペラも大成功していましたが、第二次世界大戦の時にムッソリーニとファシスト党に近づき過ぎたために戦争が終わると、全財産を没収され、ローマのホテルで生涯を閉じました。
歌劇「イリス」は、日本への憧れが大きく、そして情報はあまり無かった時代の日本を舞台にしたオペラです。
台本は、ルイージ イッリカ(1857-1919年)です。
盲目の父に育てられたイリスが、享楽的なお金持ちの男大阪に騙され、女衒の京都(名前)に売り渡されます。
父親には自分の意志で行ったという手紙を書かされて。
憧れていた芝居の中のヨールは、実は大阪で「快楽」というあだ名を持つ。と明かされ、父親と再会するも、騙されたままの彼は娘をなじり、泥を投げつけます。
絶望したイリスは井戸に身を投げます。
瀕死で引き上げられたイリスの身体は、彼女や日本人が信仰している太陽神の恵みで光輝き、天国へと迎え入れられるのでした。
ローマのコンスタンティ劇場でマスカーニ指揮による初演を若きプッチーニが見て、「蝶々夫人」を書くなど影響も少なく無いですが、マスカーニのイリスを含め多くのオペラのほとんどが再演されることなく現在にいたっています。
序曲に合唱が入っています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます