音楽の喜び フルートとともに

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ハープとピアノとフルートの暑い夏

2009-08-13 08:58:45 | 音楽

昨日は、2時半から、3時間。幼稚園廃園跡を利用した休日の子育て支援施設をお借りして、ヘルマンハープとその後、ピアノと合わせました。

ハープは、「アルルの女」と「カヴァレリア・ルスティカーナ」のそれぞれ間奏曲。
いつもは誰かの家で練習するのですが、天井が高く広いお遊戯室跡は残響が多くホールで演奏した状態に近いので、そこで、録音したものをサンプルCDにしようか。と言う企画。

案の上、良く響いていい感じ。
ところが、今や子育て支援室になっている幼稚園跡地は、広いホールに家庭用クーラー1台と扇風機。扇風機は音が大きいのでつけられない。窓はもちろん開けられない。時間は午後2時半。クーラーなんか全く効きません。過酷な録音になりました。

しかも、録音していると、突然シャカシャカ、キーンという音が…。
向かいの小学校の側溝横の草刈をしている音でした。
「草刈なんていつもやっているわけじゃないのになぜ今日?」メンバーのぼやきにも関らず、草刈機はとまらない。
録音は中断して練習。部屋の温度は上昇しているような気がします。
幸い30分ほどでその場所での草刈は完了し、再開。

録音場所や並び方をいろいろ試してみましたら、レコ-ダーをを中心にハープ3台で半円形に並び、その半円に対面する位置ですが、ちょっと離れた位置にフルートが立つとちょうど音が混じって音量のバランスもいい感じで録音できました。

いつもは、ハープの後方に立つのですが、それだと、音量のバランスはよくても、ハープは生音のようにきこえますが、フルートがどこからふいているのか?別世界から聞こえてくるような音がします。
こんな風に聞こえていたのかと、びっくり。コンサートの時も考えなくっちゃ。

蝉が鳴いたり、楽譜を抜く音が入ったり、椅子がギギギーと鳴ったりで何度も何度も取り直し。
なにより暑い。最後は、頭がぼけてきて、自分がリピート記号をしたのか、しなかったのかわからなくなるような状態でした。
しかしメンバーも妥協を赦さず。「ごめん、今ちょっとバラけた、もう1回やって」ととどめの1回…なんとか、録り終えることができたのでした。

続いてピアノと私の練習。集中力も体力も限界、Otaka1楽章が通らない。
ボンミス連発で、暗譜していたはずの一部が飛んだり。時間借りなので、休んでもいられない・・・。持参したお茶も無くなって、最後の一杯を、Sさんと半分こ。
「砂漠で、遭難したみたいだね。」
しかし、3時間位でこんなになるとは、おそるべし日本の夏。お願い、業務用クーラー置いて~。

「ごめんなさい、もう1回日を取って下さい。」と最後にはSさんにお願いして、時間切れとなりました。

散々グチりましたが、「演奏家は、どんなアクシデントにも対処できないと・・・。」と最後には書いておきます。みなさんはまねしないように。


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